見出し画像

初めまして、Dream Onです!

 初めまして、Dream Onです!これまでは主にHPやSNSでニュース配信を行ってきましたが、これからはより内容を濃く、また後からも見返しやすいように、noteでも発信をしていくことにしました。ぜひお読みいただけたら嬉しいです!


Dream Onとは?

 Dream Onは、2014年から空飛ぶクルマの開発を行い、途中スピンオフしたSkyDrive社と共に、2020年に日本初の有人デモフライトを実現した団体です(旧団体名:CARTIVATOR)。
 2021年以降は、空飛ぶクルマの機体開発機能をSkyDrive社に移管した上で、0→1を生み出した経験を活かし、現在は次世代イノベーター育成を行っています。発足時から有志のメンバーが業務外で集まって始めた活動であり、現在も様々な企業や組織に勤める人、大学生などが週末に集まり、自主的に活動を行っています。

過去のイベントにおける集合写真

これまでどんなことをやってきたの?

 前述のように、2014〜2020年にかけて空飛ぶクルマの機体開発を行ってきました。きっかけは、代表の中村をはじめとする自動車業界の若手エンジニア達が、「次世代の人達に夢を提供したい」という想いで始めたものです。2014年当時、空飛ぶクルマの実現など夢のまた夢と思われており、当然会社の業務として開発することは難しかったことから、業務外の手弁当での活動として立ち上がりました。

空飛ぶクルマ開発の経緯

 その後、様々な苦悩や困難を乗り越えながらも、2017年にトヨタグループ15社からの協賛をいただいたことをきっかけに、日経新聞の一面に掲載。次々とメディアに掲載されて認知が広がり、一気に活動の幅が拡大します。当初数名だったメンバーが、最も多い時は200名まで膨れました。
 翌2018年には、SkyDriveというベンチャーをスピンオフし、さらなる資金調達を進めつつ、スポンサー企業も最終的に100社にまで到達。海外でも認知されたり、日本では2018年から始まった官民協議会の構成員にもなりました。

日本初の空飛ぶクルマ有人デモフライトを実施

 こうして6年間の開発期間を経て、2020年8月に日本初の有人デモフライトを公開しました。当日は国内外から多数のメディアの方に来ていただき、様々なニュースに取り上げていただきました。公開したYouTube動画にも多くの反響をいただき、再生回数は100万回を超えています。

 コロナ禍であったために現地にご招待できる人数が限られていたのですが、映像やニュースを通じて、次世代の人達にも夢を提供することが出来たと考えています。

その後の活動は?

 2021年以降、空飛ぶクルマの事業化に向けた動きの加速に伴い、機体開発および事業開発の機能をSkyDrive社に移管しました。一方、母体団体であるDream Onでは、空飛ぶクルマのVRシミュレーターを開発。多くの方に「空を飛ぶ」ということを理解してもらうための普及啓発活動を始めました。

 1ヶ月に1回以上のペースで日本全国を飛び回り、空飛ぶクルマのある未来を体験するイベントへの出展を重ねました。これまでに体験いただいた方は総勢5000名を超えます。

VR体験に驚きの声を発するお子さん達

"次なる空飛ぶクルマ"を生み出す人の育成へ

 2023年からは「次世代の人達に夢を提供する」というミッションを進化させ、「未来を創る人を生み出す仕組み作り」に挑戦することにしました。これは、空飛ぶクルマを実現する過程で多くのご支援をいただいたことの恩返しと、これまでの試行錯誤を通じた学びを、次なる未来の人材育成に活かせるのではと考えたことがきっかけです。
 具体的には、次世代イノベーター育成プログラムを企画し、ワークショップのような形で展開していっています。その名も「FLEX Park」(Future Leaders' EXperimental Parkの略)で、「"次なる空飛ぶクルマ"を生み出す人を育む実験場」と定義しています。

"次なる空飛ぶクルマ"を生み出す人を育む実験場「FLEX Park」

 FLEX Parkの詳細については、次回以降の記事で紹介させていただきます。今後のDream Onの活動についてもnoteでどんどん発信していきますので、お楽しみに!