赤ちゃんが日記 21
初めて桃を食べた!あの感動は言葉にできないくらい。
まず香り・・・甘くて優しくて、なんだか母乳みたいで。口に入れたときの桃果汁は、これまたビックリだったよ。芳醇な甘さ、って、あのことを言うんだね。したたり落ちる汁を啜りながら・・・美味しかったー
どうしてこんなに美味しいモノをもっと早く飲ませてくれないの?おばあちゃんも言ってたよ「風呂上がりに白湯や果汁を飲ませなくていいの?」って。なんだか知らないけど・・・だめなんだって。人生100年なんでしょ?じゃあ、100年間たっぷり美味しい「桃の汁」を飲んでもいいと思うんだけどさ。
そうそう、今年は暑かったから、果実の収穫にも影響が出ているんだって。でもね「水分が熱で吸収された」かわりに「甘さ倍増」だそうで。これから美味しい果物が食べられるぞ。
わーいわーい。よく分からないけど、なんだか楽しみ。「食欲の秋」だから、僕はもりもり食べちゃうもんね。なんでも食べちゃうぞ。
ただ・・・歯がまだ2本だから・・・ガツガツ焼き肉とかは食べられないんだよ。だから、母が「焼肉屋」に行った翌日の母乳にちょっと期待していたんだけど・・・味は変わらなかった。残念。
ベビーフードも大好き。近所のおばあちゃんが「え?そんなもの食べさせてるの?」って母に言ったらしいけど・・・大丈夫です。厳しい安全基準をクリアしていますから!
やっぱり母が作ってくれる離乳食がいちばん美味しいけどね。
まだ話せないから・・・笑顔で読み取ってくれ。
つづく
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