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資産所得倍増に必要なこと その1 タネ銭を作ろう

このnoteでは3年で700万を貯めた私が投資のタネ銭の作り方をまとめます。
何故いまタネ銭の話なのか?それは資産所得倍増したいなら、乗るしか無いビックウェーブが来ているからです。2022年12月の東京証券取引所の大納会で岸田首相は「来年(2023年)は資産所得倍増プラン元年として貯蓄から投資へのシフトを大胆、抜本的に進めていく」と宣言しました。2024年1月からは、有識者がこぞって高く評価するNISA制度恒久化と投資枠の大幅拡大が始まります。冒頭の岸田首相の言葉は、ただの掛け声ではないでしょう。これから資産を積み上げていく現役世代のための制度がこれ以上ないというくらいしっかりと整えられたのです。

NISA制度の詳しい解説はどこにでも転がっているので、そちらを読んでいただくとして、このnoteでは資産所得倍増するのに必須の3要素についてまとめます。資産所得倍増のための必須3要素とは、タネ銭、金融知識、マインドです。今回は1つ目の要素、タネ銭について書いていきます。

投資のためのタネ銭を作ろう!

当たり前ですが、資産所得倍増のためには投資が必要です。年収を上げて所得倍増コースもありますが、年収2倍にしようと思ったら、どんなに少なくても今より2倍働く必要があるので、まず無理ゲーです。今の仕事を続けながら資産所得倍増するコースなら、金融商品に投資するのがまず順当です。

投資するにはまず元手が必要です。これをタネ銭と言います。「毎月の生活がカツカツでタネ銭なんかないよ」という人もいるかもしれません。タネ銭が無いなら作れば良いのです。私は3年で700万貯金を増やしました。

私はもともと節約や倹約にほとんど興味がなくて、当然貯金もそれほど多くありませんでした。お金は使ってこそ意味があるので、貯金を増やしたいとも思わず、何かあった時の備えの金額が少し口座にあれば良いくらいの考えでした。ましてや投資のためのタネ銭など持っているはずが無い状態でした。そんな私がタネ銭を作った方法を下記にまとめます。

タネ銭の作り方 簡単3ステップ

一言で要約すると「お金は使わないと貯まる」これに尽きます。実を言うと私の場合、単にコロナ禍でお金を使う機会がなくなったのでお金が増えました。ただお金を増やすコツを掴むことができたので、3ステップでまとめます。

ステップ1 家計簿アプリを使おう

コロナ禍でお出かけができなくなり、家で過ごす時間が増えました。ふえるわかめ並に増えました。こんなに食べられないどうしよう。ヒマを持て余してスマホアプリの断捨離くらいしかすることが無くなった私は、「マネーフォワード」と言うアプリを見つけました。最初にメインバンクと連携してほったからしていたアプリだ。今日はコイツでヒマを潰そう。

自分の手持ちの口座やカード全てとマネーフォワードを連携しました。そして過去の入出金全てをチェックし「不明」となっているものは、ECサイトの履歴や手帳の過去の記録を元に、一つ残らず分類しました。これにより、家計簿アプリ上でお金の流れが全て可視化されたのです。

ステップ2  固定費と変動費を削減しよう

家計簿アプリで自分がお金をどう使っているか確認しました。何だこのサブスクは。このニュースサイトは全然見てないし、こんなサービスいっぺんも使ったことない。サブスクは日経新聞を残して全て解約しました。掛け捨ての保険も3口やっていたのを1口にしました。

毎月の集計を見ていて、コンビニで1万円以上使っていることが判明しました。私、バカなのかな。。。私はコンビニ通いをやめました。当然翌月から1万円浮きました。過去の変動費の上位を占めるのは食費(外食)、衣料品、化粧品でしたが、これらはコロナ禍のせいで9割方削減できました。お出かけしないもん。化粧品はSK-2とゲランを使っていましたが、コロナ禍でデパートに行くのが嫌で、その辺のドラックストアで500円くらいの化粧水を買って使うようになりました。肌の調子は全く変わリませんでした。私は今まで高いお金を使って何を肌に塗っていたのでしょうか。少し悲しくなりました。

閑話休題。固定費は支出項目の見直し、変動費は消費行動の変容により大幅に削減することができました。

ステップ3  予算を決め、支出を毎日チェックしよう

繰り返すがコロナ禍はヒマです。LINEとTwitterくらいじゃこのヒマは埋まりませんでした。私はマネーフォワードもスマホを開いた時の常時巡回アプリに追加しました。チェックするのは予算に対する支出額です。コロナ禍でお金を使う機会がほとんどないので、予算をギリギリに設定してみました。最初はオーバーすることもありましたが、だんだん予算内に収められる様になりました。毎日チェックしていると、支出の調節が自然に上手くなるようです。バランス感覚が身につくのかもしれません。ただ欲しい家電とかが出てきた時は、予算は気にせず買いました。ゲーム感覚でやっていたので、ストレスになるのは嫌だったからです。

まとめ

ワクチンは4回接種しました。緊急事態宣言が出ることもなくなり、日本もwithコロナに緩やかに移行しているように見えます。しかしコロナ禍で消費を強制的に抑えられていた私がリベンジ消費に走っているかといえば、全くそんなことはありません。いちど切り干し大根になった大根は、生の大根に戻れないように、予算の範囲内に支出を調節することを覚えた人間は、バカスカお金を使えなくなるようです。消費も節約も単に習慣であり、私はコロナ禍で意図せず節約生活が習慣になったようです。以前はセレクトショップなどを覗いてちょこちょこ買い物をするのが好きでした。でも今は買い物がダルいです。Amazonでポチるのでさえダルいくらい。

要はお金を貯めようと思ったら、家計簿をつけてお金の流れを可視化し、固定費と変動費を削減し、支出を予算の範囲内に調節すればよいのです。変動費の削減には消費行動の変容が必要ですが、数ヶ月買うのをやめたら、自然に買わなくても平気になります。何事も慣れです。

次回は資産所得倍増に向けて必須となる2つ目の要素、金融知識について書きました。結構ボリュームがあるので初級編、中級編、上級編と3分割しています。