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資産所得倍増に必要なこと その2-1 金融知識をつけよう(初級編)

乗るしか無いこのビックウェーブ、それが資産所得倍増の波。資産所得倍増のための必須3要素は、タネ銭、金融知識、マインドです。前回は3要素の一つ目、「タネ銭の作り方」について書きました。

今回は3要素の2つ目、金融知識について書いていきます。資産所得倍増には投資が必要ですが、投資を始めるにもステップを踏む必要があります。

  1. 老後破綻しないお金の流れを作る

  2. 負けない投資をする

  3. 勝つ投資をする

今回は1つ目の「老後破綻しないお金の流れを作る」ために持っておくべき金融知識が書かれた本を紹介します。

なぜ「老後破綻しないためのお金の流れを作る」必要があるのか?

例えばJ3のサッカー選手が「次回のワールドカップでクロアチアに勝つため」に戦略を真剣に考えたり、トレーニングしたりしているところを想像してください。「その前にやることが沢山あるのでは?」と思いますよね。資産倍増をさせるためには投資が必要で、投資を継続するためにはタネ銭を作り続ける必要があります。そのための基盤がしっかりできている状態が「老後破綻しないためのお金の流れができている」状態なのです。ここをすっ飛ばしてFXや暗号通貨など、手っ取り早くお金が稼げそうな投機に手を出すと、一時的には利益を得られるかもしれませんが、トータルで見ると大切なお金をドブに捨てることになりかねません。土台がないところに家は建ちません。まずはしっかり基礎を作りましょう。

では金融知識の基礎となる3冊を紹介していきます。

読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方

知らなかったら損をする「お金のルール」が書かれた本です。どんな人でも必ずお金の問題を持っています。「稼ぎが少ない」、「浪費癖がある」、「ローンがきつい」等々。そのようなお金の問題の改善ポイントがキチキチに詰め込まれた本です。前回の「タネ銭を作る」で家計の正常化について書きましたが、この本に書いていることを全部実践すれば、家計は自ずから正常化しますし、タネ銭もどんどん貯まるでしょう。


人生100年時代の年金・イデコ・NISA戦略

もともとは「人生100年時代の年金戦略」と「税金ゼロの資産運用革命」のポイントを統合して最新化した本です。特に年金不安を抱えている人、年金が破綻するとか思い込んでいる人は必ず読んだ方がいいです。年金は減るかもしれませんが、無くなることはありません。また自分の選択次第では年金を増やすことも可能です。ここを理解しておかないと、まともなマネープランを立てられず、不安に煽られて変な金融商品に手を出してしまう可能性があるので、この本で年金制度についてきちんと理解を深めておきましょう。


50歳から始める!老後のお金の不安がなくなる本

「50歳から始める!」とタイトルにありますが、お金の不安をなくして、人生を豊かにするための知識をつけるのは早ければ早いほど良いです。先の2冊と被る部分もありますが、この本は実際に年金額を調べる方法や、準備したお金をどう引き出すかまでカバーされています。とても実践的なので、老後資金のシミュレーションを行うには最適な本です。

この3冊で金融知識の基礎は盤石になることでしょう。ただ細かい税制は年々変わって行くのでそこは自分でアンテナを立てて情報をキャッチする必要があります。私は日経の「マネーのまなび」をウォッチしています。

今回ご紹介した3冊は全て日経から出版されているし、上も日経のサイトなので、まるで私が日経新聞の回し者のようですね。ですが私は日経新聞を購読しているだけで、それ以上の関係は一切ありませんので、ご安心ください。

次回は金融知識 2-2 負けない投資について学べる本をご紹介する予定です。

では今回はこの辺で。