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彼女の「笑顔がこぼれる」瞬間を一緒につくる。

皆さんこんにちは!
TSUBAKI projectリーダーの久安です。

Dream-Hackでのnote投稿は久しぶりなので、とても新鮮な気持ちで書いています!

今回はDream-Hackのプロジェクト紹介の第一弾として、TSUBAKI projectの活動について紹介していきます!!

今までTSUBAKIの活動を振り返って書いてみた事がなかったと気づいたので、この機会に自分たちの活動を振り返りつつ、これから開催するクラファンへの思いをつづります。

TSUBAKI projectは、
性的搾取の被害に遭った女性たちが

人生で一番の「笑顔」になれるお祭りを
開催するため、

クラウドファンディングを開催します!!

クラウドファンディングのページはこちら

6/8、18:00公開です!!
(公開後に詳細を見ることができます!)


TSUBAKI projectって何?

TSUBAKI projectは、女性応援プロジェクトです。

ネパールの性的搾取の被害に遭った女性たちの人生で一番「笑顔がこぼれる」瞬間をつくるため、ネパールの女性のお祭りTEEJで、ネパールの伝統衣装サリーを提供しています。

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「TEEJ」とは、ネパールで8月下旬~9月初旬にあるお祭りの日です。ネパール旧暦の暦に沿って日にちが決まるので、決まった日ではなく毎年違う日がTEEJの日になります。今年2021年のTEEJの日は、9月9日です。

そのTEEJの日までの1週間から2週間、ネパールは国中毎日お祭り騒ぎの状態になります。

女性はみな、写真のような鮮やかなサリ―を着たり、幼い女の子は、レンガという形の違う衣装を着ている子もいます。

TEEJの日は、とにかく熱い!!

暑い夏の日にもかかわらず、汗だくになりながら、サリーを着て1日中休まず踊っている女性たち。ネパールの女性たちのパワフルさを感じます。

私たちは、ネパールの人身売買の被害に遭った女性たちと一緒に、このTEEJを盛り上げています。

彼女たちはシェルターという保護施設で暮らしていて、普段は学校に行く子もいれば、自立のために職業訓練を受ける子もいます。

ネパールの様々な地域から、またはインドから来ている子もいます。彼女たちの中には貧困層の出身で、人生で一度もサリ―を着た事がない子もいます。

そんな彼女たちにとってTEEJでサリ―を着られるということは、普段がんばっている女の子たちにとっては最高のプレゼントになります!

そして、彼女たちにとってなかなかない、普段の自分じゃない自分を見られる瞬間でもあります。


最高のTEEJ

TSUBAKI projectは、一人の女子大学生がネパールの人身売買シェルターに訪問したところから始まったプロジェクトです。

最初のクラウドファンディングは大成功し、100万円以上を集め、85人の女性のもとにサリーが届きました。

私はまだTSUBAKIのことを知らず、直接TEEJに参加しませんでしたが、その時の光景を知っている人たちはみな口をそろえて、あのTEEJは最高だったといいます。

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TEEJ当日サリーが届いた瞬間、彼女たちがまるでバーゲンセールのように走ってサリーを取りに行き、「どう?似合ってる?」と恥ずかし気に聞いてきたとき、涙がこぼれそうになったという話を聴きました。

TSUBAKIは無事女性たちにサリーを届け、たくさんの感動と笑顔をつくりだして、1年目のTEEJを終えました。


思いを形にできない悔しさ

TSUBAKIの2年目の活動は、2ndメンバーの募集からスタートし、私もこのころにメンバーの一人として加入しました。

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2020年2月、TSUBAKIはスタディーツアーを開催し、私も参加しました。TEEJ当時の話や、その後の変化などをヒアリングしたり、ネパール各地の人身売買をなくす取り組みをしているNGO、NPOへのヒアリングを行いました。

ヒアリングのほかにも、シェルターの女性たちに会いに行き、彼女たちと一緒に踊ったり、遠足に行って一緒に楽しむこともしました。

ヒアリングで驚いたのは、TSUBAKIの活動を評価してくれる人達の声です。

「TEEJを支援してくれるのは初めてだからうれしい!」

「普段笑わない子の笑顔が見れて、自分たち(シェルターの職員)が普段見ない表情を見れた。」

現地で聴いた声は、TSUBAKI自身もその価値を再確認するきっかけになりました。

行ってみてわかったことは、ネパールの人たちは、全員ビヨンセかと思うぐらい、子どもから大人まで、みんな踊りのレベルがすごく高いことです。

日本人の感覚とは違い、ネパール人にとって踊りはとても大事な文化です。素敵な衣装を着て踊ることが、私たちが思うよりも、彼女たちにとってすごく大事な時間だったのです。だからこそ、「TEEJにサリ―を届ける」という活動は現地に期待され、みんなの記憶に残るものになっていました。

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スタディーツアーの直後、コロナウイルスの影響でネパールへの渡航が禁止になりました。

コロナ禍の貧困はネパールの観光業に特に打撃を与え、貧困層が増えるにつれ、人身売買の被害者も加害者も増えています。ネパールの現地スタッフからは、人身売買のニュースを聞くこともあり、コロナで人身売買が増えていることを実感しています。

TSUBAKIは4月、5月とオンラインイベントを開催し、自分たちが学んだことを発信しつつも、渡航できるのを待っていました。しかしクラファンは中止し、代わりにsyncableで寄付を募り、2020年のTEEJはそのお金をシェルターの食事代に充ててもらうことになりました。

結果としてクラファンを中止にし、年の初めに実感したこのプロジェクトの価値を、ネパールにいる彼女たちに全て届けることができなかったことに、メンバー全員悔しさが残りました。


繋いだバトン

創設メンバーから2ndメンバー、そこからまたバトンをつないで、新メンバーに変わりながら3年目を迎えました。

「もう一度、とびっきりの笑顔が見たい!」

このプロジェクトは一回きりで終わらせるわけにはいかない。今年に入って新しくシェルターに来た女の子たちにも、最高に楽しいTEEJを体験してもらいたい!!

TSUBAKIが彼女たちの笑顔を忘れずにずっとつないできたのは、

ネパールにいる私たちの仲間と、顔は見えなくても、これからも共に自分の人生を輝かす舞台を作り続けたい!

そう思っているからです。

現地に行けない中でのプロジェクトで、1回目よりも思い通りにいかない部分もあると思いますが、今回はネパールのお祭りTEEJを、彼女たちの思うままに楽しんでほしいと思っています!!

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ネパール史上最高のTEEJを目指して、目標の89万円に到達するまで最後まで走り切ります!!ぜひご支援をよろしくお願い致します!

SNSでの拡散も大歓迎です。ご協力よろしくお願いします!!

クラウドファンディングへの思いは、下のリンクからご覧いただけます!

6/8 18:00- 公開後のページはこちら!↓
https://camp-fire.jp/projects/view/440370


最後まで読んでいただきありがとうございました!

次回はどんなプロジェクトが紹介されるのでしょうか??お楽しみに!


#tsubakiproject  #国際協力 #NPO #人身売買 #女性支援 #クラウドファンディング 




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