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(人生を変える読書感想文)歴史の大局を見渡す ──人類の遺産の創造とその記録【パンローリング社】再読ver

自分の人生を変えている読書感想文。私なりの視点での感想なので、それは・・ということもあるかもしれませんが、他者を知るという心でお願いします。

本を手にした背景やきっかけ

読書感想文を書く中で、秋元雄史さんの本が刺さる手前にこの本に読んで興奮したことを思い出して再読しようと思ったことがキッカケです。
思い出したきっかけnote

歴史は何となく崇高で難しいイメージが強かったので、どこから手を付けても良いか分からないの中で、どく友会で出会ったのです。
どく友会についてはコチラ

持ち込まれた1冊において、私は歴史の面白さを知る一歩を踏み出したのです。NPOの前身の1人活動する手前で、色々な事から影響を受けていた事を体感してます。(じんわり・・・)

本のあらすじ

ピューリッツァー賞受賞の思想家2人が贈る、珠玉のエッセイ集。
著者たちの名声を確固たるものにした超大作“The Story of Civilization"(文明の話)のあと、その既刊10巻のエッセンスを抽出して分析し、歴史から学べるレッスンという形でまとめたものが本書である。
結果として、文化や文明の発展、人間性の洞察、モラルと宗教、国家の行動、人類の進歩の方向性などを概説する書となった。彼らはライフワークを完成させるため、歴史についての思索を重ね、戦争や征服や創造を通して人類が歩んできた長い道のりの意味を探し求めた。
そして、読者にも自分たちの時代を理解することができるよう、壮大なテーマを与えてくれているのである。筆者たちの探求の旅の一端を本書で共有することは、大いに心おどる知的な冒険となるだろう。
13のエッセイを通して、人類の過去の体験を概観し、今を生きるヒントを得られる、秀逸な歴史書である。
原著:『The Lessons of History』

アマゾンページより

私の勝手な感想

再読して最初に感動した箇所とは別のところが気になりました。
最初は自分という存在が、この歴史という大海原において、束の間の住人であるという事です。当たり前のながらも忘れがちだったので、自然というものの偉大さを感じた事です。推定樹齢400年の木があったりしますが、私の人生でその木の一生を知ることはできません。
今回感じたことは、歴史とは何か?ということについての関与の仕方の中での発見です。束の間の人生で何かをするには人生は短いと思うのですが、生まれたからこそ、次の世代に何を残していくのか?という面で日本の歴史や文化を伝えていくことなんだということを感じました。

今後に活かすこと

感想と重複する部分もありますが、次世代に何を伝えていくのか?というところで少なからず伝える要素の大切さを感じました。
昨年富岡製糸場の150周年を手製で祝う1日を実行しました。

当日の様子動画

2つ目 富岡製糸場を盛上げることを通じて地域発展・歴史的価値の次世代への継承のお手伝い
→歴史は誰かが教えてくれたことだけでは語り継がれません。誰かが次の世代に繋げるキッカケや場を通じて“触れたときに”また価値を再認識し次世代に語り継がれます。

告知ノート記事より

なぜ、富岡製糸場でイベントしたのか?という所でも意識していた事だったのですが、再度何を伝承していくのか?ということをさらに意識出来ました。

次の世代の人にこの国の素晴らしさを受け継げればと思っています。
少し前は「日本ってCOOL」と海外の方に言われると、「えぇ―そんなことないよっ」て答えていましたが、海外へ行って外を知る事を通じて、日本の素晴らしさやこの国に生まれた喜びに気づかせていただきました。

日本はCOOLっ!!!

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