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#74シャンプーで安物買いしたら、猛烈に後悔した体験。「安物買いの銭失い」とはよく言ったもんだ!(貧困幼少期からNPO代表理事までを振り返る)毎日note更新中

徳川家康の『不自由を常と思えば不足なし』という言葉を知って、あの方がこう考えたならばとても重いなぁと思った私です。不自由がなさそうな徳川家なだけに、重く感じた一言です。

シャンプーで安物買いの銭失いになった話。

祖母が教えてくれた言葉に『安物買いの銭失いになったらあかんで』というのがありました。これは安いからと飛びつくと、すぐ潰れてしまったりして、高いものを買うより損だということです。

お金に困っている児童の基準は全て安いでした(笑)
野菜も中国産で安い!とスーパーで母にこっちが安いよといった事があります。ただ母は『国産の方がええ』と海外のものはあまり買いませんでした。のちのち農薬の関係などで国産を選ぶようになった私です。(とはいっても国産=農薬が少ないものばかりではないですが)

毎度おなじみ銭湯暮らしの我が家は、外出の時は銭湯グッズを持ち歩いていました。
銭湯暮らしの理由はこちら

・風呂桶
・シャンプー&リンス
・ボディソープ
・体を洗うタオル

シャンプーとリンスはサイズが大きすぎると、持ち歩くときに重たいんですね。(持ち歩く設計じゃない(笑))とはいえ、小さいサイズだと不経済でした。

秋に近くなり夜は少し肌寒くなっていた季節。

我が家はシャンプーが無くなりかけで、スーパーで買わないといけない状況でした。シャンプーは基本セールというものがありませんでしたが、セールワゴンの中に入っていました。

「お母さん!シャンプーが安く売ってるで!」(安いもの薦める(笑))
『どれ?せやけど、どうやろ?良いんかなぁ?』
「ほら。シールで半額なってる!シャンプーなんて使えたら何でもいいし、安いんやったらええやん!シャンプーに悪いもないやろ?」
『そうか?ほなら買ってみようか』


なぜその商品が安いのか?を考えればわかることでしたが、何も考えてなかった我が家。


銭湯に行ってそのシャンプーを使って洗う。特段何もなく。
「お母さん特に何も困らへんし良かったやん(笑)」
『そうやなぁ』



・・・が、外に出てから気付くのです。


びゅーーー

夜風がふきます。


「さむ!!!!!!!!!!!」

シーブリーズシリーズでした(笑)
爽快感を売りにしていた商品は、風が当たるとスーとした感覚を与えてくれて、清涼感でめちゃくちゃ寒かったのです

「お母さんごめん。これ夏用のシャンプーやったみたい…」
『そうやな・・ちょっとこれ秋口には寒いな・・』

その後私達は金額に関係無く、毎回同じシャンプーを買うようになりました(笑)


粗悪なものを買ったというエピソードではありませんが、安いで飛びついた結果、夏の季節商品だったことで快適な風呂上がりを得れなかった話です。

銭湯から家までの道のりは外なので、寒いのです。

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ささいなことで人生は変わると信じています。
それは、人生の大きな決断の手前にあるキッカケになるのではないかと。
節目を思い出すと決断の前には、ささいなキッカケがあったからです。
見て下さったあなたの何かのキッカケになればと思って綴っています。


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