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雨男、たまによし

こんにちは!夢カメラです。

梅雨真っ只中。

雨が多くてジメジメ、肌がジトジト、

不快指数高めな日々が続いてますね。

早く梅雨明けしないかなぁ~、

夏が好きなぼくはそう思います。

ところで、

「雨男」・「雨女」って、信じますか?

陰謀論でも、妖怪でもありませんよ。

全国各地に実在するらしいんです。

どうやら、ここにも。



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ここで過去のエピソードをご覧ください。

−−−−−−−−


雨男なるエピソード1

思い起こせば小学校の遠足の朝は、

いつも曇り空でした。


朝から雨だったこともあります。

だから、いつも傘を持たないといけなかった記憶があります。

【でも、同級生は沢山いる。
きっと誰かスゴイ雨男雨女がいるんだろう。】

4年生の時、

ぼくが風邪で行けなかった遠足は、

何故かたまたま、

”カンカン照りの快晴だった”そうです。

(;´∀`)・・・。

この時から、家族に「あんた雨男なんじゃない?」と言われ、

意識し始めた気がします。

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6年生の時の宿泊学習(青少年の家)

旅行の何日か前、宿泊学習について

教室で説明を受けるのですが、

その中で、「もし雨が降ったら

キャンプファイヤーが

キャンドルファイヤーになる」

というのがありました。

こども達、そりゃ全員ブーイングです!

絶対ヤダ!

だって、みんなハイテンションで

【リンボーダンス】をやりたいのですから。


ここ数年キャンプファイヤーは出来ているし、

数日前に出た週間予報も晴れマークが並んでいました。

担任の先生は、

「まあ、基本雨降らないから可能性の話ね!」

みたいな話ぶりだったと思います。

良かった、きっと雨は降らない。

ぼくは人生初のキャンプファイヤー、

2年前に行ってきた姉から楽しかった旨の話を聞き、

それはそれは楽しみにしていました。


でも、ぼくは不安でした。

実は過去の実績では、

楽しみであればあるほど、

雨の確率が高かった
のです。

いやいやまさか(;・∀・)

そうだ!嫌いな運動会は、
いつも晴れるぞ・・・


小さなぼくは、遠足当日まで
心の中で何度も何度も、
「キャンプファイヤーなんて嫌いなんだ」
と心で念じたのでした・・・(*‘人‘*)

そう唱えれば、逆に晴れるはずと。

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______

そして迎えた、宿泊学習当日。

朝から曇り空で、嫌な予感。

あれ?天気予報が曇りに変わってる・・・

でも昼は何とか天気が持って、

夕方くらいから怪しい雨雲が近付いて来ていました

夕飯時にもなると、もう外はザーザー降り( ;∀;)

食後のキャンプファイヤーなんぞ出来るはずがない。

傘差しても濡れるレベル(笑)

にも関わらず…

先生は、どっちのパターンも用意せねばならなかったようで、

何やらバタバタしていました。

その忙しそうな先生達の姿を見ながら、

僕は「申し訳ない…」と思って見ていました。(ぼくのせいじゃないのに)

そして・・・・やっぱり、

その年のキャンプファイヤーは無くなり、

キャンドルファイヤーになったのでした…Orz

ちーん。

・・・・・・・・

こうなったら、
キャンドルファイヤーを楽しむしかない!((((oノ´3`)ノ

とぼくがテンションを上げようと思った、その矢先、

「火事が起きてはいけないので、みんな聞くようにー!」

と先生から語気強めの説明が始まりました。

火を振り回さない、落とさない、騒がない等

厳しい説明を先生から受けて、徐々にテンション下降・・。

・・・・・・・・

そして始まったキャンドルファイヤー。

ロウソクを一本ずつ渡されて、各自火を点けてもらった後、

部屋が暗くされました。

そして、みんなで順番にキャンドルの塔みたいなところに

そっと、そっと・・・置いていくのです。

うーん。

ファイヤー!とかリンボー!のノリじゃない。(出来ない)

(頭の中のイメージ)

ろうそくの火の揺れる柔らかな灯りの中、

まるで教会の儀式のように過ごすのです


(大人の今なら、静寂も楽しめるかもしれない・・・。)

でも考えたら、そんなに「火」に拘らなくていいような(爆)。


なんかもっと、身体を動かす系の方がガキンチョ界隈の

受けはいい!
と子育てしてみて思いますので(笑)

・・・・・・・・・

かくして、小学校の最大のイベント・宿泊学習の思い出は、

この厳かなキャンドルファイヤー一色になりました。

昼間は曇りだったので、予定通りに何かはして、

他の楽しい思い出もあったはずなんですが、

このしんどい儀式によって上書きされ、

全く覚えていません(笑)


______

雨男なるエピソード2


中学の修学旅行は、京都と奈良でした。

奈良は東大寺と奈良公園。

京都では、4人くらいの小グループに分かれて

貸し切りタクシーで、

それぞれ事前に話し合って決めたコースを回るのです。

コースを決めるときは、本当に楽しかった。

歴史の教科書に出てきたどこを回るのか。

奈良・平安時代が好きなぼくはウキウキ♪

そのとき、まさか雨が降るなんて考えてません。

______
______

さて、当日は・・・・?

や~っっっぱり雨!(/_;)

タクシー降りるときに、いちいち傘を差す。

でも、濡れる。学校指定の白い運動靴もドロドロ。

インスタントカメラを撮る時も大変。

さらに、せっかくのお土産が濡れて( ;∀;)

慣れない土地ということも手伝い、

もの凄い疲労感だったように思います。

でも、雨が残念という意識が変わる出来事がありました。

それは、こだわりぬいて作った嵐山散策のコースでの事。

雨の中美しい「竹林の小径」を通り、

「源氏物語ゆかりの」野宮神社に行ったときのことは、

30年経った今も強く強く覚えています

雨のためか人が少なくて、

雨の匂いがダイレクトに鼻に届き、

苔と竹の緑色の組み合わせが最高に美しかった。

美しすぎて、写真を撮り忘れたほどです。(;・∀・)ォィォィ

その時は失敗したーと思ったけど、

写真がなくても今でも頭の中に映し出せるし、

心に深く刻まれるというのは、

まさにこういう事なんだなぁと。

まさに一生モノの思い出、

雨男で良かったじゃないかエピソード。

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雨男なのかもしれないけれど。


雨が降ると、草や土が喜んで

なんとも言えない、良いにおいを出してくれます。

そのにおいと、肌で感じる気温や風が組み合わさると

デジャヴのように、頭の中に

過去にあった同じ感覚の日のことが思い出されます。



上に挙げたような学生時代の残念な日もあるけれど、

嬉しかったり、恋したりした日のこと

独身時代、彼女と旅行の帰りにとんでもないスコールに

遭ったこと(笑)

楽しいときにはいつも、

なぜか雨が降っていたから・・・

「-雨男、たまによし」

な人生で、まあ良かったかな。


おしまい(#^^#)


おまけ



その旅行帰りのスコールの話、

今でも話題に出るほどです。

天気は、そのときのお互いの調子で

晴女の彼女(妻)と雨男のぼくとのせめぎ合い

を制した方になっていましたが、

2人の子どもが晴れに恵まれる子たちで、

ここのところは、すっかり晴れです(笑)

雨予報だったとしても、気持ちよく晴れてしまう生活を

楽しませてもらっています。(家族に謝々!)

_______________

(雨上がりの水たまり、雨上がりに現れる澄んだ青空も大好きなんです。)↓    ↓    ↓ 良かったら見てください。

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