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避難所などでの対処:ぜん息を増悪させない方法は?

急性増悪(発作)の誘因となるもの(ホコリ、煙、動物など)を避けましょう。

普段使っている予防の薬を毎日続けましょう。


まず、ぜん息の急性増悪(発作)を引き起こす原因になるものを避けることが大切です。

ホコリを避けるためにはマスクを着用し、

煙(タバコ、焚き火など)のあるところには近づかず、

また、動物(犬、猫など)にアレルギーがある場合は、ペットと一緒に避難している世帯に近づかないようにしてください。


次に、普段使っている予防の薬を毎日続けましょう。

予防薬が少なくなった時には、早めに医師に相談しましょう。


電動の吸入器を使っている場合は、非常電源を使わせてもらえるように周囲に相談する必要があります。

また、電源を必要としない吸入薬としてエアゾール製剤に変更し、吸入用の補助器具(スペーサー)を使うことで吸入することが可能うとなりますので、事前にかかりつけ医と相談してみましょう。

また、スペーサーがない場合は、紙コップの底に穴を開けるとスペーサーの代わりになります。




<参考資料>

小児のアレルギー疾患保健指導の手引き

日本小児アレルギー学会 「災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット」 https://www.mhlw.go.jp/content/10600000/000331775.pdf



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