Rika Ayano DDS.,Ph.D

歯科医師です。摂食嚥下リハビリテーションが専門、毎日色々な病院で働き赤ちゃんからお年寄りまで拝見します。離乳食を食べながらどの様に食べられる様になるのか、また、先天性疾患などで食べられないお子さんについてを書いてみたいと思います。内容の転載、無断使用を禁じます。

Rika Ayano DDS.,Ph.D

歯科医師です。摂食嚥下リハビリテーションが専門、毎日色々な病院で働き赤ちゃんからお年寄りまで拝見します。離乳食を食べながらどの様に食べられる様になるのか、また、先天性疾患などで食べられないお子さんについてを書いてみたいと思います。内容の転載、無断使用を禁じます。

    最近の記事

    2021年度のおわりに

    明日から新年度ですね。 2021年度は 本出版(共著)1冊 学会発表(共同演者)2件 病院など医療機関での臨床7カ所 養護学校摂食指導1件 デイサービス摂食指導1件 大学、専門学校など講義4校 講演、研修15回くらい に加え あやの子ども食べること研究所で オンライン勉強会(保護者向け、専門職向け)毎月 オンライン輪読会 毎月 オンライン相談(保護者向け、専門職向け)土日 インスタライヴ週1 Twitterスペース週1(やめた) Twitterライヴ週1 致しました。 どこで

      • 2021年もありがとうございました。

        • オンラインで講演会

          今日は、食のはなしとランチ会、というイベントでお話しました。 食べるしくみの発達、という演題でしたが、事前に頂いたご質問が食べる機能を獲得することができないお子さんについての内容でしたので、それを含めたお話を致しました。 香川のお素麺をお子さんの口腔機能に合わせて茹でて頂き、高知のそうだ節ジュレ、愛媛のみかんケチャップ、徳島のゆず味噌、をかけてどれが美味しいか人気投票、私の講演、保健医療大の先生方によるテクスチュロメーターを使ってお素麺の茹で時間の違いによる固さの違いのお

          • 本を書きました。「子どもの食べる機能の障害とハビリテーション」

            久しぶりの更新です。 日替わりの病院での仕事、オンラインでの勉強会や相談会、インスタライヴなどで日々食べることが難しい患者さん、特にお子さんを拝見しています。 先輩に誘われて本を書きました。最後に書いたのは翻訳本ですが10年くらい前で随分久しぶりでしたがお受けしました。 本日から医歯薬出版オンラインで発売されました。私は4章と日英語絵カードの訓練の内容を担当しています。 専門職向けの本ですが、わかりやすい言葉で書きました。ページ数の制限があり、書き足りなかった箇所もあり

            保護者向けの勉強会始めます

            noteになかなか書けなくなりました、書く頭にならない様子です。 そんな中、毎週月曜日に、インスタライヴで 子どもの食べること(摂食嚥下)何を知りたいですか?というお題でお話をしています。 @dr.ayanopediatricfeedinglab お話する中で、食べる機能の発達や、食べる仕組みについてお知らせしたくなりました。 2月から毎月専門職の勉強会も始めています。 保護者向けの勉強会を5月から始めることにいたしました。 詳しくはこちらの保護者向け勉強会のページを

            2020年度の終わりに思うこと

            最近、noteの更新が滞っておりました。今日で2020年度が終わります。今年度はコロナ禍でたくさんの人が今までとは違う生活を始めた、せざるを得なかったのではなかろうかと思っています。 かくいう私も東京へ帰ることができなくなりました。昨年3月までは毎月1週間から10日ほど東京へ帰って母校で小児の摂食嚥下外来を担当したり、東京とその周辺の特別支援学校の給食の摂食指導、1歳お誕生月健診やご依頼いただいた東京周囲の場所で開催の講義講演を承っていました。 東京滞在中は両親の住まいに

            昨晩インスタライヴを行いました。 子どもの摂食嚥下 どんなことを知りたいですか? という内容で行いました。 毎週月曜日21時から行うことにしました。 @dr.ayanopediatricfeedinglab ご興味ございましたらいらしてください。

            2回目のオンライン勉強会を行いました

            今年になって、オンラインでのお子さんの食べることの相談とオンラインでの勉強会を行う、 Dr. Ayano Pediatric Feeding Lab.を開きました。始めた理由はnoteの、始めます、に少し書きました。 昨日第2回のオンライン勉強会を開きました。 食べてみて、食べる動きを考えよう、というお題で、食べ物飲み物など使い、ご自身で食べてみてのんでみて、大人の完成された食べる機能を具体的に書き出して頂き、その動きを獲得できていない子どもの食べ方を模倣してもらってそれに

            子どもの食べ方、食べる事の心配ごとはどこで誰に相談したら良いのかな

            大学院を修了した1997年からは月1回から週1回、臨床の診療科へ異動した2004年からは月曜日から土曜日までほぼ毎日食べる事が難しいお子さんたちにお会いして来ました。 療育センター、病院の摂食嚥下外来やご自宅へ訪問、特別支援学校など拝見する場所は様々でした。 病院の外来には北は青森、南は沖縄からお子さんがいらしていました。保険診療なのに。 どこかしらでみてもらえても、今のお子さんの食べる様子を具体的に説明してもらったり、困りごとに具体的に指導してもらえない、という声も聞

            それぞれの全身状態に合わせて五感を使って食を楽しもう

            オンラインで、第29回重症心身障害児(者)Q O L向上懇話会に参加しました。 恩師の向井先生が特別講演でお話をなさいました。 食を楽しむ支援は、食の多様性の尊重であり、実際に食物を食べることだけではない。その子どもの状態に合わせ食べる楽しみの多様性を検討する。そこに五感を通じた支援、食の楽しみを共有する考えを取り入れよう。という内容でした。 お子さんの全身状態によっては、食物を食べる経口摂取が難しい場合があります。 経口摂取が難しい重心身児者へは、五感刺激の受容、食

            オンライン勉強会を開いてみて その2

            前回、2月13日にオンラインで勉強会をしたことを書きました。その後参加した方々からのアンケートが手元に戻りつつあり、読んで考えています。 どんな勉強会の内容を望むか、とうかがうと、丸のみの対応、水分摂取の方法、脳性麻痺児の摂食指導、、、といった具体的な対応方を望む声が多いです。 13日の勉強会は、摂食機能(食べる機能、食べる仕組み)の発達を理解する、というお題で食べる機能の発達の解明の歴史やら摂食機能はどのような仕組みでどのように発達していくのか、というお話をしました。

            オンライン勉強会を開いてみて

            初めて食べる機能について人前で講演したのは大学院4年生くらいの時、恩師が摂食指導へ入ろうと計画した特別養護老人ホームの職員研修です。恩師がスライドもお話も、全部コピーで良いから話してみなさい、と。 私はお喋りがあまり好きではないと自分では思っているのですが、お仕事の話になると、止まらないのです。あるお友達に言わせると、溢れ出てくる、のだとか。 食べる機能の発達を書こうと思ったわけ、に書いたと思うのですが、恩師たちは食べることの研究や診察をして来ましたが、始めのころは、歯科

            食べる機能の獲得が難しい子ども❺

            過敏って?食べる機能を獲得することが難しい子どもたちについて、なぜ食べる機能を獲得するのが難しいか❶から❹まで書きました。 食べる機能の獲得が難しい子ども❶で書いた、過敏、について書こうと思います。以下、食べる機能の獲得が難しい子ども❶で書いた、過敏についてを引用します。 ここで言う過敏は口の中に入る触覚に対しての過敏です。過敏かそうでないかの見極めは非常に難しく、いつ誰に触られても触ったところを中心に緊張していく、力が入ってしまう様子を子どもの食べることに関わる人は過敏

            食べる機能の発達❷❸❹に口の動きの図を入れました

            離乳期の食べる機能の発達、について書いてきました。その時期にどのような固さの食事を食べながら、どのような口の動きを身につけていくのか、ということをひとつづつ書きました。 読んでくださる方から、図があるとわかりやすい、というご意見をいただきました。本当は動画が良いようですが、動画となると私にはハードルが高いです(御免なさい、お絵描きが下手)。 でも、なんとかいただいたご意見にお答えしたかったので、恩師や先輩の本を参考文献にそれぞれの時期の食べる動きのくちびると舌の特徴的な動

            学会モーニングセミナーでお話したこと

            先月開催された、小児耳鼻咽喉科学会モーニングセミナーでお話しました。 耳鼻咽喉科医の先生方の中には内視鏡で嚥下の状態を診てくださる方がいらっしゃいますが、食べるための練習は、どの様な根拠でどの様に行うのか知って頂きたいなと思ってお話しました。 その内容を4ページですが、小児耳鼻咽喉科誌に書きました。 子どもの食べることに関わる様々な人たちが、食べる練習、摂食機能療法など食べられないお子さんへの様々な対応法を知って頂けたらと思います。

            子どもの食べることの心配ごと❸

            なかなか飲み込まない口の中に入った食べ物をなかなか飲み込まない様子はありますか?理由がいくつか考えられます。 「飲み込めない」 食べている食事の形状(固さや大きさ)が口の中で飲み込むことが難しい、今、お子さんが持っている食べる力、食べる機能よりも難しい食事の場合、口の中で食物を飲み込みやすい形状に作り替える(押しつぶす、噛みつぶす)ことができずになかなか飲み込めずにいる、ことがあります。 一口の量、固さや大きさを確認してみましょう。自分で食べていても量の調節ができないこ