いちばんすきな花 第一話感想

フジテレビ系木曜劇場「いちばんすきな花」の第一話をみました。
テーマは、恋愛も友情もぜんぶ含めた愛の物語。
第一話では、子供の頃からよく聞く"二人組"を登場人物の男女4人のそれぞれの視点から描いていました。

学生時代は二人組とかグループを自由に作る機会がとても多かったと思う。
授業や課外活動で先生から組分けを求められることもあれば、誰に何を言われるでもなくなんとなく一緒に過ごす相手が決まってくる新学期の雰囲気も。
気付いたらグループが決まってきて、その中でも発言権があるグループがクラスの中心になってきて、どこのグループにも属さない人もいて。
私はいわゆる一軍でも少数派でもなかったけど、カーストのようなものを感じるのが苦手だったなぁ。

さて、今回のドラマでキャラが好きだなと思うのは松下洸平さん演じる春樹椿。
いつも二人組をつくらせてもらえなくて、誰かの一番になれない。とても温厚で優しくて旦那にするならいいよねと周りからも囁かれる人。

みんなに優しすぎる人、自己主張が無い人って恋愛対象にならなくなることってあるよね。
でも、婚約者の浮気はさすがに可哀想だったというか、別れ際の電話での台詞は無いよね。
自分が悪いことしておいて、人を傷つけておいて、二人組ができないんだという言い訳。
二人組が苦手なら今一緒に過ごしている新しい人とも二人組にはなれなくて、こういう人はずっと幸せにはなれないよなって思った。

オクサマをお供えしてる松下洸平の不思議な感じが面白可愛かった。笑

今回に限らずドラマ全体を通して描かれると思うけど、永遠のテーマ"男女の友情"成り立つか問題。
自分自身に問いかけてみても、YESかNOでハッキリ答えるのって難しいな。

人によってはYESっていうのが本音。
本気でお互い幸せを祈り合って、嫌なことも言い合えて気を遣わない人もいれば、どちらかが友達と思ってたのに気付いたら好きになってて友情が成り立たない人もいれば。
でも、性別が違うだけで長い友情関係が築けなくなるのは寂しいよね。
友達関係を続けていくには、お互いの男女の友情に関する価値観が同じで、かつお互いのパートナーがその価値観を受け入れる(または同じである)ことが必要なんだよね。

どこからが浮気、浮気までいかないけど何をされたら嫌な気持ちが生まれる、とかって人それぞれだから擦り合わせていかないといけないもんね。

誰しも一度は考えたことがあるようなテーマで共感したり考えさせられたりするドラマになる予感。

あの4人で恋愛関係が起きる展開よりは、あの距離感を保ってるほうがなんかいいかもなぁ。
恋愛も題材にしてるけど、若い学生のドキドキ恋愛物語って感じじゃ無いのが感情移入できそうでアラサーの私にはちょうどいいです🙂

いちばんすきな花 - フジテレビ

今期のドラマ何感想書こっかな〜
全部一話から書いてくと量が大変すぎるので。
つぶやきたいなあと思ったドラマのときに気ままに書いていこうと思います。

日曜日の夜が終わっちゃうね。
明日から仕事か、、、憂鬱な人も多いと思いますが、また明日から一週間頑張りましょう。
それでは、お疲れ様でした。