【21】萬華での拜拜からの食べ歩き
萬華拜拜食べ歩き
先日、購入した台湾ビールとのコラボのトラベラーズノートを片手に約半年ぶりに萬華にある龍山寺と青山宮へお参りに。
5月半ばに警戒レベル3になり、それまでのように自由にお寺への参拝も出来なくなり、最近やっと徐々に緩和され、約半年ぶりにお参りへ行ってきました。
この界隈では龍山寺に青山宮に参拝することが多く、その後は近くでいっぱい楽しむという流れをいつも楽しんでいました。
この半年でよく行っていたお店がいくつも店を閉めているのを見て、いつも行くお店はまだ続いているのかと不安ではありましたが、杞憂に終わり、大将も元気そうにお店を開いていました。その向かいのお店は閉めたようで、行ったことはないにしろ、どこか寂しいですよね。
今回の流れは
1龍山寺
2青山宮
3安平鱔魚意麵 華西街夜市
*炒鱔魚(田鰻の炒め物 )
*炒高麗菜(キャベツの炒め物)
4林記鵝肉 大同區歸綏街
*鵝胸肉(ガチョウの胸肉)
*粉腸(豚の小腸)
*餛飩意麵(ワンタン麺)
*鵝翅(ガチョウの手羽)
龍山寺
この界隈は浮浪者も多く、風俗街などの一面、下町の雰囲気が今も残る少々複雑な地区ではありますが、海外からの旅行者にも有名な龍山寺はそんな地区のMRT駅の前にあり、数多くの方々がお参りに来る場所でもありました。今は環境保護という名目でお線香は上げることができなくなり、台湾のお寺の参拝での醍醐味が少し失われてしまったかなと思います。他ではこちらより先にお線香を廃止したお寺に行天宮があります。自分はあの香りがお寺に来たなという気持ちを呼び起こし、しっかりと参拝しようと思わされるスイッチのような気がします。
本殿には観音菩薩さまを始め、仏教の神様が祀られ、後殿には道教の神様が祀られています。子宝、健康、学業、縁結び、商売に御利益があるとされ、参拝に訪れた人で賑わっていましたが、この日はコロナかの影響ででしょうか、人影もまばらで、ゆったりとお参りできるのは嬉しいですね。
青山宮
龍山寺から北にあるお寺。そこまで観光客が足を伸ばす場所でもなく、地元の人が訪れるお寺。ここは今でもお線香をあげることができ、台湾をさらに感じることができると思います。
ここに主に祀られているのは霊安尊王、又の名を青山王。三国時代の孫権の将軍であった張滾。1854年にこの地で疫病が蔓延し、青山王に祈れば健康に暮らせると信じられ、信仰する者が増えたとか。
こちらは一階に三カ所、二階と三階に一箇所ずつお線香をあげる場所があります。そして、ここの三階には斉天大聖、あの西遊記の孫悟空が祀られています。台北でも孫悟空を祀っているお寺はあまり見かけることはなく、西遊記が好きだった自分としてはこれだけでも度々ここを訪れたくなる理由の一つです。
安平鱔魚意麵 華西街夜市
そしてここへお参りに来た時にはほぼ必ずと言っていいほど寄るお店がこちら。ここの田鰻を食べずには帰れません。台南の名産で有名で、こちらの味付けは台南風、台北の人は南の味付けは甘くて好きじゃないという人も多いですが、自分にはここの味付けがたまりません。この田鰻に台湾ビール、いいじゃないですかぁ〜
ここのメニューは至ってシンプル、田鰻にイカ、豚のレバーに腎臓の炒め物、あるいは焼きそば風にするか中華丼のようにご飯にかけるか、そしてスープが数種類に野菜の炒め物。野菜は芋の葉にキャベツが多いですね。
基本的に自分は田鰻の炒め物にイカに行くか、野菜を頼むか。たまにレバーに行くこともありますが、田鰻はここでは必ず注文する一品です。
5月のレベル三以来、来れてなかったので、久しぶりに来れて良かった。実は内心、閉めちゃってたらどうしようと不安でいっぱいでしたが、無事でしたぁ。向かいのお店は閉められてしまったようですが…
また、近いうちに訪れたいです。
林記鵝肉 大同區歸綏街
そして、またまたお邪魔しちゃったのがこちら。女将さん台湾あるあるの知らない人には感じの悪いように取られるタイプで、気づかれるまでは仏頂面で不機嫌でしたが、この前来た日本人だぁって気づくとまぁ態度が全然違う🤣
今日のガチョウは燻製で前回のは塩茹で、そこで話は盛り上がり、手羽は煮込んで味をつけると、最後にサービスで手羽をいただいちゃいました。本当、ありがたいですね。こうゆうところが台湾あるあるないい話。
新しいお店を開拓する面白みの一つでもありますね。色々なところに自分の行きつけの店、隠れ家を見つける。それが大人の男だと。島地先生かな?ほんでこんなふうに書かれていたのを思い出します。かっこいい大人の男、憧れますね。
今日は〆にワンタン意麺を頼んだんですが、ワンタンの数が予想以上に多くて、麺も多くしておいたと言われ😅最後は少々きつかったですが、台湾セロリがいい感じにさっぱりとさせていて、美味でした。
また、行くのが楽しみなお店ができたなぁ。
今日の様子は動画でも撮ってみたので、ご興味のある方は是非。
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