いきなり塊根沼にハマった話(4)鉢台
4月から塊根植物を育て始めて2ヵ月が過ぎようとしている。
この短い間に塊根の沼の中でアデニウム・アラビカムに始まって、パキポディウム・恵比寿大黒、パキポディウム・ホロンベンセ、そして念願のパキポディウム・グラキリスが揃ったところだ。(まだ小さいけど)
人間が何かに熱中した時の集中力とスピードは恐ろしい。
その間にベランダ用にスチール棚を買い(スチールの網棚だと鉢底から空気の通りがよくなるらしい)、室内には植物育成ライトを天井吊りした。こんなことが自分でDIYできるなんて思いもしなかったので、自分の未知の能力に感心したくらいである。
実はダクトレールの天井への取り付けが思いのほか大変で、うちに何故かあったコンクリート用ドリルを使い、自分も振動しながら何とか取り付けたものの、あと2ミリ差し込むべき1コのネジが奥まで行かず、たまたま電気工事にきたおじさんに頼んだら、ネジを替えてきちんと取り付けてくれた。(フツー1万円とるところを無理やり?無料サービス)感謝!
そのライトの下には岩谷堂箪笥があるんだが、そこに鉢を直置きするにはちょっと抵抗感が。。。
そこで考えたのがいわゆる花台で底上げすること。花台?鉢を置く台ね。
しかしこれがなかなかちょうどいいサイズがないのである。そこで楽天のとあるショップでオーダーすることにした。
鉢底穴から空気が通るように天板の真ん中に隙間を開けてもらい、横から見ると綺麗なコの字型になるように作ってもらった。事前のやり取りはすごく丁寧て、図面で確認してくれたので、要望も細かく伝えることができて、こんなことが楽天でできるのかと驚き!
天然木を使っているので節なんかがあるけど、黒く塗ってもらったらそれなりの雰囲気に。
ライトで照らすとさらにカッコよくなった。
太陽光は50000から100000ルクス。このライトはこの台を置くことで40〜45㎝の距離で45000から54000ルクスあるので十分である。
梅雨の長雨や冬には室内で育てなくちゃならない塊根たち。サーキュレーターも買ったしこれで万全である。
さらにベランダのスチール棚をもう1つ増やして脚にキャスターを付けた。このルミナスの屋外用スチールラックは、可動式にすればヒサシのあるベランダで、日が当たる場所に簡単に棚ごと移動させられて、むちゃくちゃ便利になった。(注:ただしキャスターは屋外用ではないのでそこは自己責任で)
このスチール棚に雨除けのビニールを留めて被せれば、横殴りの雨が降る嵐の時にも多肉たちをびしょ濡れにすることもない。(今まで2回酷い目にあった!)
これで安心して眠れる。今、芽を出して育ちつつあるアラビカムとグラキリスの子たちが大きくなる夢をみながら。。。ふふふ。