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【ゼロから始める中医学】栄養し養う!〜血〜生理編

こんにちは、どらごんです。
今回は生理物質の「血」の生理についてみていく。
気とは違い血は西洋医学の血液ともイメージが近く覚えやすいかも知れない。
中医学では血の運行にどの臓腑がどう関わっているかが大切である、注目してみていこう!

1.豊富な栄養!血の生理

血とは血脈中を流れる赤色の液体のことで豊富な栄養分を有する。
血は営気・津液・精により構成され、気の推動作用を受けて全身をくまなく循環している(血を循環させているのは血の作用でなく気の作用なので注意しよう!)

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血の化生は飲食物からの化生と精からの化生がある。
血を化生する源の多くは飲食物であるため、規則正しい食生活が血の盛衰に深く関わってくる(仙人になれば霞を食べて生きていけるようになるらしいが…笑)
また、鍼を刺したりお灸をしたからといって何もないところから血が湧き出てくるわけではないので間違えない様にしよう。
あくまで鍼灸の効果は飲食物の吸収をよくしたり化生しやすくさせることである。
つまり、鍼やお灸をしただけでは良くならないということである。特に独居の高齢者など食生活が乱れている可能性がある。しっかり確認し食生活が乱れている場合は改善していくことが大切である。

2.養う!血の作用

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