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熱中症対策:体温を急速に下げるには?

暑くなりました。これからは熱中症を気をつけねばなりません。

脱水になり、汗をかけなくなってしまうと、放熱できなくなってしまい身体が熱を溜め込むことによって、体温調節が機能せずに熱中症になってしまいます。

本来であれば脱水になる前に水分をこまめに摂取することが予防の観点からも大切になってきます。

しかしそれでもこの暑熱では熱中症にかかりやすくなってしまいます。

熱を身体にため込まないことも大切になってきます。

そのためには体温を急速に下げる方法を知っておくと良いでしょう。

これまで熱中症になった際には、脇を冷やしたり、鼠蹊部を冷やしたりと大血管を冷やすことが推奨されてきました。しかし近年ではその方法が変わりつつあります。

その方法とは、手のひらを冷やすことです。

手のひらを冷やすことで身体の体温が下がりやすくなります。

その理由は動静脈吻合と呼ばれる動脈と静脈の繋ぎ目が手のひらにはたくさんあります。その部分は通常なら閉じているのですが、体温が上がるとこの部分が拡張し、一度に大量の血液を身体に送ります。

この時に手のひらの血液が冷たいと、身体へ循環する血液が冷たくなり、体温を下げてくれると言う仕組みです。


熱中症に限らず、身体が暑くなってきたときはこのように手のひらを冷やすことも行うようにしましょう!


その前にこまめな水分補給をお忘れなく。

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