ボーカルとエンジニアとディレクターを全部バンド内セルフでやる話。
インディーズバンドのセルフレコーディングにおいて
私はエンジニアの作業が出来る人にはそれなりの人数と出逢って来たが、ディレクター能力を持ってる人を見かけた事は今まで殆ど無い。
There is a video of the recording with English translation at the bottom of this article.
哀哭です。
今回の記事は、先月出したカバー曲のボーカルREC風景をご用意しました。
動画の中では、Kenjiがエンジニアを務めています。
本当は私自身その作業は出来るので1人でもレコーディング自体は可能なんですが
客観的なディレクション(細かな指示や指導)があると歌の質がより向上するので彼に出向いて貰っています。作品として劇的に良くなります。
基本的にはどんなプロでもディレクターを必要とします。
逆にプロになる程必要なものだと私は認識しています。
これは全演奏者に言える事で、個人の好き勝手にプレイすると自分では気付かない不要な癖が多少は出てしまう。
ボーカルは特にその点、自身の生身の体を直接使うパートで骨伝導もあるから無自覚が大きくなりがち。それでは人に伝わりにくい作品にもなってしまう。
そうならない為の客観的な指導な訳です。
Kenjiはギタリストであると同時に、作曲者でもあり、更にボーカリストでもあるのでこの手のボーカルの在り方には音楽的な理解が深い。
あとは単純にメンバーとしての付き合いも長いし容赦なく細かな部分まで詰めてくれる人物だから彼にお願いしてます。
映像にある今回のレコーディングは
自分達の商品用オリジナル曲ではない理由でスタジオを使わない簡易録音でした。
オリジナルの時はもっとシビアでハードな空気感漂う感じでやりますけど、、これでもまぁ制作への向き合い方とか空気感は受け取ってもらえそうなのでFunsの皆さんには出そうと思いました。
約2時間半程のレコーディングを7分程に編集、字幕と軽い解説をつけてあります。一連の流れをそのまま感じてもらえるようなカットになってます。
曲は先月YouTubeで出した「Tot Musica」のカバー
完成音源は無料で一般公開しとります。→ https://youtu.be/EydOKWlITCs
メタルアレンジされたオケもカッコいいですよ。
ポップス寄りのボーカルラインは歌うの大変でした。声に向かないので。
因みに、
癖の指摘をその場で即座に理解して直す、歌う側にも多少のスキルは必要です。
Kenjiのディレクションを誉めて書いて来たけど、その点も忘れないで貰えると私的には嬉しいんだけどな?
以下動画
楽しんで頂けたら幸い
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