先生1人に生徒1~5人程度の少人数指導?それは「個人指導」とは言いません!

よく、個別指導塾と謳っておきながら、入塾すると、生徒2人の真ん中に講師が座るパターンがあります。一方の生徒に解説し、その間もう一人の生徒は演習が終わってしまったら、講師が自分の方を向いてくれるのを、待たなければなりません。

Dr.美子も、数ある「個人指導塾」で講師を務めた経験があり、辞めました。なぜなら学習効果が全く上がらない方法だからです。そうした塾の「被害者」から当研究所に移ってくる生徒さまが多いのです。酷い場合は、講師対生徒が1対5の場合まであるのです。

以前、これについては後に詳しく書きます、と宣言してしまったので、なぜか。多くの場合、2対1だと、できる生徒は待たされて何もできず、なかなか理解できない方の生徒に、講師の時間配分が多く捉えられます。

「この問題、やっておいてね」と一人の生徒に言い、その生徒が全部演習問題ができてしまっても、講師と反対側の生徒の解説に先生は掛かりっきりになってしまいます。その間、できる生徒ほど待ち時間が長くなり、説明もより手間の掛かる生徒の方に結果的に時間を割かざるを得ないのです。

これでは、何のための「個人指導」か判りません。よく◯◯個別指導学院とか、◯◯個別指導塾と謳っている塾にそのパターンが多いので、気を付けて下さいね。割安なパターンが多いので、経済的には魅力かもしれませんが。

その点、プロ家庭教師は、目の前の生徒さまだけのために、与えられた時間を全て費やします。従って、何も私どもが一番とは言いませんが、少なくとも、予約開始から2日で夏期講習の9割が埋まってしまう位、生徒さまや保護者の皆さまからの信頼を得ていると考えております。

現在、全生徒の顔を思い浮かべながら、一人一人異なる学習カリキュラムを作成しております。これは、大変な作業ではありますが、全員が同じ夏期講習を受け身で解くより、少人数指導の方が良いに決まっていますが、究極的には、「1対1の指導が最も効果的」であることは、言うまでもありません。

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