プロ講師を有効に活用するには? Part5良好な関係に至った珍しい事例をご紹介!

 これまで、ご家庭に求めることを挙げて来ましたが、私に心酔してくれるご家庭の生徒様に、期待に応えようと精一杯の尽力は、お約束します!

 期待値が高いご家庭は、これまで通塾でも成績が上がらない、学生の家庭教師も・・やっとプロ講師を見つけた!というご家庭です。期待されると嬉しい。ただ、効果が目に見えるまで少しお時間が欲しい(生徒様によります)のと、ご家庭での家庭学習のサポートをお願いしたい、だけなのです。

 今回は、通塾だけで初の家庭教師が私だった事例を紹介致します。これまで酷い目に遭っておらず、ご家庭は余り私に有難みを感じない。しかし、そこから、ご家庭・生徒様との二人三脚で大成功したのです。

 最初は、理系は滅茶苦茶出来るのに、文系は偏差値が50に届かず、これを伸ばしたい、とのこと。しかし、出会いは小5の5月だったので、自宅で勉強しない,友達と遊びたい,「そんなに勉強しないのに、良く出来るね」と言われる、とそれが自慢気な生徒様でした。

 お母様は私のnoteを読まれたのか「うちは通塾中心ですから!」とハッキリ仰いました。「それはご家庭の方針ですから、それで良いと思います。」と回答しました。

 しかし、小5の夏休みは中学受験生にとってヤマ場。私は「◯君はうさぎさんなの。だから生まれた資質で簡単にここまで来られたの。でもね、亀さんだって必死に頑張っているから、昼寝なんかすると抜かれちゃうよ。」と笑顔で話しておきました。

 すると、その小5の夏休み以降、公開模試も塾での月1テストも低迷、明治維新前後の廃藩置県・版籍奉還とか漢字が苦手な彼は、冬休み後、社会は大問2は全て空欄、大問1も誤字で❌、と20点未満。流石にこれは、歴史やらないと、と言う私に生徒様も頷いて、そこから必死の勉強するモードに突入。

その後、お母様から「◯と受験まで契約のお約束をしたとか。私にも教えて下さい」とメールが来たので「受験本番まであと10ヶ月だから頑張ろうね」と叱咤激励しただけです、と返信すると「◯の誤解で」と平身低頭でした。

「今、不安と不眠で、精神的に幼い◯に難関校の文化祭を見せたことを後悔しています」というメールが!お母様のSOSだと察知、「まだ時間はあります」と回答し「◯中の22年の過去問をやる」とお伝えしておくと、授業時にはお母様が問題用紙と解答用紙をコピーして下さり、国語の速読が得意だったので、過去問のやり方は全て「美子先生にお任せ致します。◯は先生を慕っております」と劇的な変化!
 
 見事な連携プレーで、彼はK県で最難関の第一志望のS学院に合格!結局、最後は個人指導しかない!という証明。生徒様と飛び上がって喜びました!

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