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文章が一瞬でロジカルになる接続詞の使いかた 要約②-2「~が」

前回に引き続き「曖昧な接続詞」

「そして」で本書の内容以上の量を
記載してしまったので、
今回は簡潔に。

「~が」も「そして」と同様、
あとに続く内容が
推測しにくいときがあります。

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単純接続としての「~が」

早速ですが、
以下の例文を比べてください。

1)俺はコロナの陽性反応が出ているが、
会社には出る。

2)課長はコロナに感染しているそうですが、
帰らせるべきではないでしょうか。

(1)の文章は、前文の内容とは
反対の内容が続くことを示す
「逆接」として
「~が」が使われています。

対して(2)は、続く内容が
前文の否定となっていません。

「~が」を「しかし」で
置き換えられるかどうかで考えると
わかりやすいでしょう。

このように「~が」には
「単純接続」
という使いかたがあります。

単純接続と逆接を混ぜて使うと、
読者は非常に混乱します。

論理的な文章を書く場合
「~が」は逆接のみで使いましょう。

「しかし」「けれども」など、
ほかの言葉に置き換えて
使わないようにするのも手です。

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