台風の日の小児科外来

今日は台風でした。

こんな日は、小児科に限らず多くの方が、受診を控えることが多いと思います。

ただ、僕が務めるような大学病院では少し違うのです。
台風の日であっても、その日の受診をずらせない方がいるのです。

今日が初診日で、今日を逃すと次の受診がまた1か月後になってしまったり。
今日の受診を逃すと、病状が悪化してしまう患者さんがいるわけです。

特に小児科では、患者である子どもが、一人で受診することはできないので、
その親御さんが子どもを病院に連れてくる必要があるのです。

お子さんが歩けなければ、子どもを抱きながら傘を刺さなければいけないですし、
お子さんが歩けるとしても、その子がさしている傘が飛ばされないように、注意を払わなければいけません。

これは結構大変なことです。

しかし、病院はかなりしっかりした構造で出来た建物なので、診察室の中にいると台風が来ていることを忘れてしまいそうになります。

雨の日に限りませんが、子どもを連れてくる親の大変さを忘れないようにしよう、
改めて思う、そんな台風の日でした。

ではまた明日、

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ここまで読んでくださってありがとうございました.


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