岸田首相襲撃。こんな事件がつづくと

岸田首相が襲撃された事件。容疑者は被選挙権の引き下げを求める主張をしているとのことだ。
昨年の安倍元首相殺害事件の記憶も新しい中でこのような事件が起きると、警備面から公開での演説会や、有権者と政治家が直接触れ合うことが危ぶまれてしまう。政治家の多くは危険があろうとも有権者と直接触れ合いたいと考えているとも聞く。

先日道端で市議会議員候補者の応援のために現職国会議員が演説している場面に出くわした。そのときふと「近くにいるのは怖いな」と思った。
拳銃だの爆発物だのが使われた直近二つの事件。
このような事件がつづけば、もしかしたら「うちの近所で政治家の演説なんていう危険なイベントはやらないでくれ」なんていうクレームも来かねないのではないかと考えてしまった。

今はちょっと調べれば誰でも武器が作れるらしい。判断能力がない人間、理屈が通らない人間がそのような大きな力を捨て身で行使できるということが、社会の在り方や形を変えてしまう。それはいわゆるバカッター問題も同じであろう。
技術の進化には抗うことはできないが、根本的な社会防衛は「無敵の人」を想定して考えていくしかない。

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