AGAの人はどれくらい多いのか?

AGA(男性型脱毛症)に罹っている人はどれくらい多いのでしょうか?

そのまえに、AGAに限らない内容ですが、2003年に実施した薄毛に関する意識調査では、日本の成人男性4200万人のうち、薄毛を「自認している」人は1260万人、薄毛を「気に病んでいる」人は800万人もいました。また、650万人の男性が、なんらかの方法で薄毛への対応をした経験があり、約500万人が薄毛・抜け毛対策を行っているという調査結果があります。

それから16年後の、2019年に行われた薄毛に関する意識調査によると、自分自身が薄毛であると答えた人は、男性約27%、女性約10%でした。2003年も2019年もどちらの調査でも男性は30%程度が薄毛と自覚しているようです。薄毛に対する関心の高さがみてとれます。

AGAは、男性ホルモンと遺伝による脱毛症であると説明しましたが、アジア人は、AGA発症率が少ないと言われています。

具体的には、日本人の発症率は30%程度で、中国人や韓国人は20%程度であるのに対して、欧米人では50%程度であり、とくにアングロサクソン系の人々に発症率が高いといわれています。

AGA発症率が30%というのは、欧米人に比べると少ないですが、10人のうち3人ということですから、病気になる可能性は自分自身にもあるな、と危機感を感じた方も多いのではないでしょうか。

薄毛を気にしている成人男性は誰に対して気にしているか、調査した研究結果もあります。それによると、薄毛の進行により、自分自身に自信をなくしたり、積極的に行動しなくなったりするという影響がでていることがわかりました。

AGAに代表される脱毛症治療は、見た目も精神面の下支えとしても重要な治療だと言うことを調査結果から感じるところです。

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