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6月5日 なんだ君はパリジャンか

今日は久しぶりにライブを観に行くのでわくわくしながら起床した。
夫は胃もたれと吐き気で苦しんでいる。
私のわくわくとの温度差がすごい。

夫に太田胃酸を飲ませ、夕方のライブまでどうしようかと考えていたら、夫がランチにガレット食べながらシードルが飲みたいとリクエスト。

なんだ君はパリジャンか。
というか胃もたれはどうしたのだ。
太田胃酸がバキバキに効いている。

リクエスト通りにガレット屋さんに行き、シードルを煽った。
2人で一皿のガレットをシェアしてちょうどいい気分。

老後2000万円問題などについて議論。
その考えはもう古い、と夫に諭される。

その足でライブ仲間と合流し、ライブハウスに入った。
私のお目当てのバンドは2組目だ。

もみくちゃでぎゅうぎゅうなのはもう中年には耐えられないかも、と慄いていたが、新型ウイルスのために節度や距離にきちんとゆとりがあり、私にはすごく快適な音楽鑑賞空間であった。

果たして、お目当てバンドは本当に素晴らしかった。
素晴らしすぎて、ずっと夫がどこにいるのかわからなかったほど。

はー楽しかったなーと、つやつやした顔で夫のもとに駆けて行ったら、楽屋に連れていってくれた。

素晴らしいバンドは夫のお友達であった。
素晴らしすぎて挙動が不審になり、ぺこぺことご挨拶したが優しく受け入れてくれた。

ライブの余韻のまま、焼肉屋さんで打ち上げ(夫と二人でだ)。

本当に久しぶりに楽しかった……とほくほくしていたら、夫は音楽でのノリ方がわからない、と言っている。

今さらの悩みだ。

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