リア×リオ÷フラム
冬も近付き、詩姫学園が放課後を迎えるころには、空にはすっかり夜の帳が降りていた。
「またねなのぉ♪リアスちゃん♪」
「じゃあね……リオちゃん……また……明日……。」
クリスマスムードに染まりかけた町明かりの中。
リオル・ティーダは親友に別れを告げ、一人帰路についた。
明日は週末で、リオルには親友との出掛けの約束があった。
(今日は早く帰って、明日着ていくお洋服を選ぶなのぉ♪)
スキップ交じりで家路を急ぐリオル。
夜影に潜む、魔女にも気付かづに。
「フラッシュタイミング」
「?