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バイブルとなる一冊に出会ってしまった!
こんにちは、サカモトです。
今日は、この記事で紹介した本について書いていきます。
突然ですが、いつもあなたは自分の言葉で語っていますか?もしかして、他人の言葉を使って話してないでしょうか?
自分の言葉を取り戻せ
少なくとも僕は今まで自分の言葉で語ることをしてこなかったことをここに告白させていただきます。他人のもっともらしい言葉を使って、書評や自分の好きなものを説明してきたと思います。
その証拠に説明するのに、どんだけ「すごい」とか「素晴らしい」と言ったありきたりな言葉を使っていることか。これって、食レポの時に美味しいと言うようなもので、はっきり言って他人のありきたりな言葉だし、そもそも意味がありません。
それは今まで気づいていましたが、どうすればいいのかよくわからないものでした。それがなんと解決しそうです。
こちらの本に出会ったから。
この本すごいの(すごいを使っている)自分が知りたかったことが全部書いてあります。
自分の言葉を使う理由
ここまで読んできて疑問に思ったことはありませんか。ここで、他人の言葉じゃなくて、自分の言葉でと言うことを連発していますが、どうして自分の言葉で書かなきゃいけないのと思った人もいるかもしれません。
すみません、僕もちょっとだけ思ったんですよね。語れれば自分の言葉でなくてもいいんじゃないと。
読者のそんな心を見透かしたようにその答えもこの中にちゃあんと書いてあるんです。すごい(また使ったwww)。
では、なぜなのか?
ズバリ、好きはうつろいやすいからです。好きは揺らぎやすいんです。
確かに、過去に好きだったものが今はなんともなくなったものはいっぱいあります。あと、アイドルでいいと思っていたけど、スキャンダル等で幻滅したこともありますね。
だから、好きだった時の気持ちを自分の言葉で保存しておく必要があるんですと。確かに、好きだった時の気持ちを後から味わうことができるようになるんですと。
この説明うますぎると思いましたね。あまりに共感が過ぎて、確かにを5回くらい言いました。叫んでいたかも知れません。
ここまででまだ本題に入っていないのですが、もうすでにこの本の凄さがわかりましたかね。
自分の言葉で語る方法
それでは、本題の自分の言葉で語る方法です。ここにも書いていますが、こっちもすごいですね(また、すごいと言っていますねwww)
まずですね、なぜ我々が自分の言葉で語れないのか。それは小学校の時の読書感想文にあるそうです。
本を読んで、その感想を文章にまとめなさいとだけ言われて放り出されるわけです。そうすると、なんか何にもしなくても感じたままに書けばいい文章が書けそうじゃないですか。でも、それって誤解です。
いい文章を書くためには技術がいるんです。前提知識がいるんです。それなしでいい文章は書けないぞと。
その技術、方法論については、いくつか書いてあることを3つ紹介します。
妄想力
まずは、妄想力です。何かいいなと思った点について妄想を働かせてみる。何がいいと思ったか、妄想を働かせてどんどん広げてみる。
細分化
いいなと思った時に、ただいいなと思うんじゃなくて、何が良かったかを細分化してみる。例えば、ドラマであれば、ただ良かったなではなくて、具体的に告白のシーンが良かったとか、あのセリフに心動かされたとかに分解してみる。
なぜ心を動かされたか考える
さらに細分化したいいなと思ったことについて、なぜ心を動かされた理由を考えてみる。これはポジティブなことだけじゃなくて、ネガティブなことも含めてです。
まとめ
と、こんな順序で考えていくそうです。これだったらできそうじゃないですか。自分でもできそうというか、すぐさまやりました。その結果がこれなんですけどね(その割にはすごいを連発してますけどね)
とにかく、これ以外にもたくさん書く方法論について書いてあります。そして、その方法論が具体的で、自分でもできそうに書いてあるんです。この本は自分にとってバイブルとして、何度も読みたいと思います。
最後に
作者の三宅香帆さんは、東洋経済オンラインに「もしプロが読書感想文を書いた結果」と言うタイトルで連載しています。この例文が素晴らしいんです。ぜひ、こちらも読んでみてください。
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