オシャカなジャンクで勉強を

ネック、さらに言えばトラスロッドがどういうものかを感じるためにボディがオシャカなジャンクギターのネックをあれこれ触ってみようと思い、以前2000円で買ったペグ1ヶ欠損ロックナット欠損ブリッジコマ割れの上ボディのネジ穴というネジ穴を楊枝でふさいでステッカーだらけという真のジャンク個体をひっぱり出してきました。よく見るとネックもすごい逆反っています。リアルディールです。

ヘッド側に穴があいていますのでストリングガイドっぽいものを取り外してレンチを突っ込み回します。すると片方にだけクルクルと軽く回る。あれ?同じだ。ここでピンときました。ここはそのままクルクルと回します。

そして穴から出てきたのがソケットレンチのアタマみたいなやつです。これがロッドナット?そもそもトラスロッドには「順反りにだけきくもの」と「順逆両方にきくもの」があるとつい先日何かで読みました。これはもしや「順反りにだけきくトラスロッドで逆反りを直そうと反対に回した」ら「そっちには対応していないのでネジが緩んでアタマだけ外れちゃった」のではないでしょうか。

と思って調べてみたら元々トラスロッドは「締め込むことで順反りが矯正できる」みたいです。つまり逆に回したら単にゆるんで外れてしまうということか。それなら逆反りはやっぱりどうしようもない?ゆるめてなんとかならんかな〜と思って回したら外れちゃったのかな。

https://naru-gakki.com/truss_rod/

件のフェルナンデスはゆるみきって順反りなのでトラスロッドの効きにはまだ期待できるかもしれません。ただ年月の経った個体なのでもうほんと単純に「折れる」可能性もあるような気がしますね。もしくはすでに折れている?とにもかくにも回してみましょう。文字通りのgo for brokeです。


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