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四方八方YUMEだらけ 小説家
2022年3月31日 17:59
「アジフライ」と僕は呟いた。
2022年3月31日 18:17
「200万文字の小説て。長過ぎやろ」僕は少し笑いながら言った。番田は「そんな書いてたら、どんだけの時間かかんねん」と言った。「ほんまな」と僕は答えた。夕方、17時51分。僕たちは、ある場所からの帰り道を一緒に歩いていた。まだ、膝は痛い。だけれど、心は異常なまでに燃え盛っていた。「お前といると、あの日のことを思い出すねんけど」と僕は番田に言った。番田は、きょとんとした
2022年3月31日 19:16
「あんたがたっどこさ♪って、なんやったけ?」「なんかあったなぁ。そんな歌」と柿本は言った。「その後が曖昧なんよな。全部は歌えへん」と僕は言った。「せやな。あんま、よー分からへん」と柿本は言った。「なんでこの歌、思い出したんやろ」と僕は言った。「知らんわ。どっかで聞いたんちゃうん」と柿本は言った。「んー、どっかで聞いたんかなぁ?思い出せんけど」と僕は、顔をしかめて、そう言った
2022年3月31日 17:49
春だ。
2022年3月31日 18:29
(あなたはふあんふあんした人間ですか?)「ええやん」と僕は一人で、そう呟いた。なにが、ええやんなのかは自分でも全く分からない。急に、頭の中にブロッコリーのイメージが飛び込んできた。どうして、今、ブロッコリーなのだろう。考えてみても分からない。ブロッコリーは、なにか念を飛ばす力などでも、持っているのだろうか。そうだとしたら、大発見だけれど、多分、そんなことはないだろう。