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オセロ松嶋さんへの批判について

はじめに

この記事には、当初、もう少し一般性を持たせようとしていたのですが、

元々、特定の方のツイートがきっかけで記事の内容を練り始めたと言う事から、どうしてもいまいち各パーツの辻褄が合わなくなってしまいました。

ですので、やはり、この記事を書くきっかけになったツイートを紹介して、半分は私信のような形を取りながら、自分の調べた事を一般公開すると言う形でこの記事を進めて行きたいと思います。少し長くなるかもしれませんが、よろしくお願いします。

1. 元オセロ・中島知子さんについてのネットニュース

この記事では、このネットニュースを全て読んで頂いた前提でお話を進めて行きたいと思うので、↓の記事を、必ずクリックしてお読みください。(それ以外のリンクは引用だけを読んでもある程度内容がわかるようにしてあります。)


2. 中島知子さん記事に対する@kobeniさんの反応

kobeniさんと言うツイッタラーは、「フリッパーズギター」と言う、すでに解散したバンドの元メンバー、小山田圭吾さん、小沢健二さんのファンの方です。肩書についてはどうお呼びして良いのかわからないのですが、両氏のファンである事は間違いないと思うので、そう紹介させて頂きます。

昨年夏に起きた、五輪降板に伴う小山田圭吾バッシング騒動について、行き過ぎた報道があった事を根気強く指摘され続けている方です。

それについては私も賛同できる部分が多くあり、kobeniさんが、小山田圭吾さんの件に類似したケースとして、中島知子さんのネットニュースを紹介された時も、興味深く読ませて頂きました。

ただ、それに続いてツイートされた、相方の松嶋さんについて言及された部分については、反論申し上げないといけない部分がありましたので、今からそのツイートを連続で紹介させて頂きます。


3. kobeniさんの発言に対する訂正その1

「訂正して欲しい」との事でしたので、ご要望通り、順を追って訂正させて頂きます。

(ちなみに、別に松嶋さんのファンとかではないです)

まず、松嶋さんは、中島さんの療養の発表と同時に、ブログでこの件について、はっきりと言及しています。

「声明」とは、「一定の事項についての意見や意思を世間に対して発表すること」と国語辞典にありました。このようにブログでまとまった文章を投稿していると言う事は、「声明はすでに発表済み」と言うのが事実です。

あと、松嶋さんは、TVでも「中島さん」「洗脳報道」をNGワードにされていませんし、普通にダウンタウンにもその件で突っ込まれています。


4. kobeniさんの発言に対する訂正その2

kobeniさんのひとつめのツイート、「相方にもけっこう問題はあって、それも中島さんが全然TV出られないひとつの起因になってた」と言う部分なのですが、特に「この部分が問題」と言う指摘が無かったので、訂正2,3については、私が一方的に松嶋さんサイドの主張を紹介していきます。

「先に事務所を独立したことについて」

この件について一番詳しく語られていたのは、この動画です。1分間のクリップにしてありますので、ぜひリンク先を最後までご覧ください。

「その時の話は・・・"もう芸能界を(私が)出るから、私の今の仕事が無くなるまで預かってもらう所(事務所)に行くんやけど、どう?一緒に"と言う話をした」

(中島さんの反応は)「あ、私、松竹芸能残る残る!」

(会社的には)「(事務所が)別々になっても、松竹芸能もオセロとして一緒に仕事していいって言ってたから大きい問題はなかったの」

FUJIWARA超合キーン

また、先ほど紹介した「声明記事」にも同じような状況が綴られていたので、引用します。

私が、会社を辞めたい!って相談したとき、怒ると思ったら、『オセロは続けたい!でも私は松竹に残るね!イチからは面倒やわ(笑)』って明るく言ってくれたの。

移籍の件で、悪い報道があったけど、実際はこんな感じやった。

心配してくださってた皆様へ

これらの発言から、「芸能界を出たい」「会社を辞めたい」と、当時の松嶋さんが考えていたことが伺えます。

松嶋さんもまた、芸能界での仕事の継続について悩み、キャリアの方向性を大きく変えようとしていたようです。

その為の事務所独立であり、その際、中島さんも一緒に誘ったと言う経緯を、松嶋さんは語っています。

中島さんサイドから語られる話とややニュアンスが違うように感じられますが、ここでは「松嶋さんサイドの主張はこうだ」と紹介するのみに留めておきます。

5. kobeniさんの発言に対する訂正その3

「コンビ結成後、中島さんが一週間後に解散を申し出たけど、松嶋さんがうやむやにした」

と言う件について、この段落で検証していきます。

これは中島さん自身が、文春の記事でまた違うニュアンスの事をおっしゃっています。

元相方とはコンビ組んで1週間で仲悪くなって、だからもうやめたいって私言ったんですね。そしたら喫茶店で周りが二度見するくらい号泣されて「親に最後のチャンスだって言われたんで~」って。それで別れられなくてズルズルいっちゃったんですけど。

これは確かに強引だと思いますし、問題行動と言えば問題行動ですけど、松嶋さん側にも止むに止まれぬ事情があった事は理解できます。

結果的に「オセロ」と言うコンビは成功したので、この「引き止め」が悪であったとは、外野としては指摘しにくい部分があると私は思っています。

中島さんが、ピンで、最初から俳優やタレントの仕事をしていても本当に売れたのかどうか、と言う「IF」について話しても答え出ないですし・・・。

6.「訂正して下さい」と言う態度について

ここまで色々訂正して来ましたが、でも今回、私が一番kobeniさんに訂正して欲しいと思ったのは、「訂正待ってますよ~」と言う軽い態度そのものです。

なぜ、いったん批判や感想を投稿してからの訂正まちなんでしょう?ベースとなる情報に間違いがあったとしたら、訂正が来るまでの間だけでも、誰かを嫌な思いにさせるかもしれない。デマの拡散に加担する事になるかもしれない、と想像できないのでしょうか?

しかも、結局その「訂正」が迅速に来なかった事に業を煮やしたのか、引き続き、「松嶋さんは声明を出していない」と言う前提で、他の同意見の方のツイートを引用されています。

これはとても危険な事だと私は思っていて、
「2名の人が、同意見を言っている」と言う状況をkobeniさんのフォロワー(2022/9/6時点で8,895名)が見る事で、事実無根のデマに、より信用性が生まれてしまう可能性があると思いました。

デマと言うものは、「悪意を持って拡散される」とは限らず、「無知によって拡散されるデマ」もあります。多分、デマを流される側にとっては、どちらも同じくらい悪質なものだと思います。

7.誹謗中傷に反対?賛成?

この、「誹謗中傷と闘う」と言う主旨のネットニュースに共感した人々から始まった松嶋さんへの事実無根の批判に関しては、kobeniさんに対してだけではなく、私はツイッター全体に対して、深い闇を感じました。

ニュースの内容や感想についての真偽を見極める事より、そのニュースを読んだ事で産まれた「強い感情」を、まず他の方ととり急ぎシェアしたい、リアルタイムな大騒ぎを優先したい、と思ってしまう人間の心理と言うもの。

それについてkobeniさんは、「私は他の人とは違う。イノセントだ。」と言う事が今後もできますか・・・?

「自分もいつ訴えられる側になるか、わからない。無知や早合点によるデマ情報拡散で、誰かを傷つけてしまう事があるかもしれない」と言う自覚は、ありますか?

いつもいつも「誹謗中傷」について、「被害者」「正義」の側で意見されていますけど、今後、表立った活動をされる場合は特に、もう少し謙虚に自分の現在の立ち位置を模索していって頂きたいと思います。

最後に

今回の松嶋さんに関するデマ情報拡散行為については、私は第3者ですので特に誰かに対して「こう言う対応をしなさい」と言う命令が出来る立場ではないのですが、皆様が、松嶋さんに対して、常識と、誠意のある対応をされるよう、願っております。

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