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テレビ番組のコメンテーターみたいに、ビジネスニュース解説動画を企業が制作する

オウンドメディアのコンテンツを動画で制作する仕事を受けることがあるのですが、ネックとなるのが、どこかでコピペしたような記事ではなく、自社の特徴や強みが反映されていて、自社「らしさ」がにじみ出るようなどこかオリジナルコンテンツをどうつくるか?です。

この課題に対してベンチマークとなるオウンドメディアがあります。弁護士ドットコム(弁護士への無料相談や紹介サポートなどを行うポータルサイト)のオウンドメディアで、『弁護士ドットコムニュース』というニュースメディアです。

このメディアのコンテンツに、世の中に起きた事件や事象を引用し、それに対して法律家の(法的な)視点から解説をするというものがあります。

このコンテンツ制作方法は、自社のナレッジを活かし、立ち位置を強化し、
かつコンテンツ制作コストをかけずに済むめちゃくちゃいい方法だと考えます。ニュースソースへの取材を行うこともなく、自社の強みを活かしたコンテンツづくりができるのはとても魅力的です。

で、このコンテンツ制作方法は他社でもマネできるはずですが、記事を書くのはこれまた専門的なスキルを要します。そこで、これをテレビ番組のコメンテーターのように、動画で簡単にやっちゃえばいいじゃないかと考えました。(下図はTwitter広告で流れてきたプロモーション動画)

コメンテーターテンプレ

ニュースソースの映像に何を使うか?著作権の対応はどうするか?を一旦置いておいて、テストで動画をつくってみました。(動画は下記のリンクからご覧ください)

サンプルに出したように、コメンテーターの顔を小窓で表示し、対象となるコンテンツやニュースを大きい方の画面に表示します。

コメンテーターテンプレ3

ソースとしたコンテンツのURLなどもきちっと表示します。

この動画とフォームをつくっていて脳裏に浮かんだのが、NewsPicksのピッカーがやってるコメント欄でした。あれを動画でやる感じかなぁと。

ちなみに、この動画は下図のように、私が休校中の娘と在宅ワークをしているときに撮影したもので、ノートPC一台あれば撮影することができます。

テレワーク、反省

記事を書くよりも、対象となるニュースに対してコメントをする方がラクです。(コメントするための考えの整理・下書きは必要でしょうが)

これを自社のコンテンツとして継続的に発信することができれば、その成果がいつか、ニュース番組や情報番組で、有識者や実践者の立場として取材されるときに間違いなく役立つはずです。

自社の特徴や強み、らしさを活かしたコンテンツづくりの支援サービスとして、メディアも記事引用費を取るチャンスになるんじゃないかと思うんですが、どんなもんでしょうか?(引用する企業も安心して使える)

ニュースを提供する企業同士でソースを共有し合ってもいいかもしれません。

こうした動画活用の様々なアイデアやメソッドを豊富に収録した書籍を刊行しました。

書籍の概要は下記の動画で解説していますので、よろしければご覧ください。


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