20200816 vsフライヤーズ

PRE-GAME

GAME2で圧勝し、1勝1敗としたスタンリーカップ・プレイオフ・1stラウンド。ピッツバーグ戦では赤のジャージーで勝ち越しを決めたということもあり、赤を着用する今日のGAME3も期待したいところ。前の試合ではゲーム途中からFWマックス・ドミをウィング起用した暫定HCのマラーですが、今日はドミを2nd LINEに配置。アグレシッシヴに攻めて序盤からペースを握りたいところです。

LINES & PAIRINGS

FW
90タタル 14スズキ 11ギャラガー
13ドミ 15コトカニエミ 92ドゥルーアン
62レーコネン 24ダノー 41バイロン
60ベルジール 71エヴァンス 40アルミア 
DF
8チアロット 6ウェバー
77クーラク 26ピートリー
61ウレット 53メテ 
G
31プライス

前述の通りマックス・ドミが2nd LINEへ。ヨエル・アルミアが4th LINEへ配置換え。このところ良い動きを見せているエヴァンスですが、もともとはセンターの選手で、今日は4th LINEの真ん中でプレイします。

POST-GAME

序盤から試合を制した前の試合を受けて、フィラデルフィアは激しいプレッシャーでHABSの攻撃を抑えに来ました。流れるようにプレイが進んだGAME2とは対象的な進行で、双方が激しく身体をぶつけ合ってのフォアチェックの押収、アイシングで度々プレイが止まります。パックを思うようにコントロールが出来ないまま迎えた1ピリの5分すぎ、放り込まれたパックが跳ね上がり、GKプライスの左肩を越えてネットへ。先制点を奪われます。

反撃したいHABS、このポストシーズン絶好調のイェスペリ・コトカニエミを中心にシュートを集めますが、KKのシュートもクーラクのシュートもポストに直撃、中に入ってくれません。

この日はチームでポストに5度嫌われ、枠内のゴールはGKカーター・ハートに尽くセーブされてシャットアウト負け。ハートはフィラデルフィア・フライヤーズのGKとして最年少でプレイオフの完封を記録。HABSはプライスの誕生日を勝利で祝えず、1勝2敗となりました。前の試合の勢いをそのまま持ち込みたかったカナディアンズですが、そこはさすがシード1位のフィラデルフィア。HABSのペースでパックを持たせない激しいチェックで、攻撃の芽を潰してきました。GAME4でどう対処するか、課題が残りました。

以下、試合後のコメント:

誕生日を勝利で飾れなかったGKキャリー・プライス:「第1ピリオド、ゲームの最初からフィジカルを全面に出したプレーになった。試合が進む中で、良い戦いが出来ていたと思うし、チャンスもいくつか生まれた。4、5個のゴールポストシュートがあったね。そして、相手ゴールテンダーは素晴らしいプレーだったね。時に素晴らしいゴールテンダーには敬意を表さなければならないこともある。でも、今夜の試合に勝つために、私たちは正しい戦い方をしていたと思うよ。」
2度ポストに嫌われたFWイェスペリ・コトカニエミ:「非常に接戦だったと思う。フライヤーズは序盤から激しくゲームに入ってきたけど、私たちはそう予期していたし、準備していた。今夜はチャンスがあったと思うが、それらを決めなければいけなかった。」
暫定HCカーク・マラー:「みんな頑張ったと思う。今夜は正にNHLのプレーオフ、という内容のゲームだった。本当に素晴らしい2人のゴールキーパーが活躍した。今日は厳しい試合になることは予想していた。第1ピリオドは相手にパワープレイを与え、前の試合のように自分たちに勢いがつけられなかった。ただ、選手たちは決して諦めず、精一杯のプレーをした。私たちは第2ピリオド、第3ピリオドと、いくつかシュートがポストに阻まれた。そのうちの1つが入るれば、結果は違っていたかもしれないが。いずれにせよ、選手たちには『君達は攻めるのを止めなかった、君達は進み続けた、君達はプッシュし続けた。』と伝えたよ。先日の夜、我々にとって素晴らしい試合が出来たけれど、フィラデルフィアは強く反撃してくることは想定していた。彼らは今夜ここで良い試合をした。いずれにせよ、明日は明日でまた新しい一日。このチームには若い選手がいて、素晴らしいリーダーたちもいるので、明日の朝、目が覚めたら、みんなで集まって次の試合に向けて準備をする。今日の試合はもう終わったこと。修正できる部分はあると思うが、全体的には、次の試合でも同じような戦い方をしたいと思っている。ゲームプランを維持して、私たちはプッシュし続けるだけだ。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?