旅行記(26)Wien自由行動1
日本→ハンガリー→チェコ→オーストリア→日本のパッケージツアーの、旅行記です。<()の中は更新の日付です。旅行記をまとめているマガジンはこちら。本稿は昼食後の自由時間その1、御茶ノ水にあるような地下鉄の橋と、図書館です。
<(10/13)
自由行動時間開始。
回りたいところは、無料オルガンコンサート、デメル、図書館、王宮、自然史博物館、ウィーンの御茶ノ水 である。
まずウィーンの御茶ノ水へ行くことにした。
Gymnasium Stubenbastei という教育機関の横の歩道になっている部分で、その学校から出てきたと思しき若き人たちとすれ違った。
↑学校のURL
オーストリア(?)の若者がラップをしている動画を見ることができる。
https://vsstubenbastei.schule.wien.at/ はす向かいの小学校。ここだったかもしれない。
複数のキックスクーターが、駐輪場のような金属の物体に停められていた。ずっと立って移動は疲れる、石畳では振動が大きいなど欠点がありそうだが、トラムや地下鉄へ持って入るのが楽だろうと思う。いいな。
<(10/13 「地球の歩き方」のページを覚えつつある)
Öffentlicher Park? Alte Stadtmauer Stubentor という史跡・地下鉄の駅の上の広場を通る。地下鉄駅工事の際発掘された、かつての壁があったらしい。ぐおー。見ればよかった。
昼食前にバスで通過したリンクに到達する。オーストリア応用美術博物館 MAK - Museum für angewandte Kunst, Wien を外側から観光(見ただけ)
この旅行のあと、ドイツ関連の美術史を勉強したので、旅行記を書いている今は感慨深いが、まあこのときに訪れてもあまり価値が感じられなかっただろうから通り過ぎても仕方ない。
MAKという記号に関しては、 Herbarium の世界では筆者が博物館関係の授業で知った別の館のことを示すので、やや引っかかっていた。https://en.wikipedia.org/wiki/List_of_herbaria
Zollamtsbrücke
ウィーンの御茶ノ水に到達する。
上のTwitterのように若干有名なので、行ってみた。友人がなぜか行ってもいいよと言ってくれた。
筆者らが行った時は他の撮影者はいなかった。
電車が通った時
逆からも見てみた。
食い入るように見すぎて、だんだんウィーンの電車の顔が身近になり、普段大してみていなかったこともあり、日本の御茶ノ水の電車の顔どうなっていたっけ…?と記憶がやや崩壊し始めた。
川の横の落書き(上の写真でいうJAZZなど)どう書いているのか気になった。
もしも、ミニスカートを履いた人が上の歩道の欄干付近を歩いていて、かつ、地下鉄が通ってその中の人がもし見上げたら、危ないかもしれない欄干。
金属みが深い構造はなんとなく好ましく感じた。ただ、文字だけの無骨な落書きは、良くないと思う。
この、左右のアーチの頂点から歩道へ、優雅に曲げられた鉄骨の支えによって街路灯がぴよよん、と伸びている姿に、ときめいた。
上の橋が歩行者専用の橋なので、橋の上で自由に歩き回り、試行錯誤して、欄干や下の風景などを好きなだけ、好きな角度から撮影し鑑賞できる。最高。
今回の旅で、じっくり見た橋はこれが最後かもしれない。
<(10/15 他の用事がめずらしく若干進んだ、かもしれない)
ウィーンの街並み(トラムが走る)道が手前。
寒すぎたこともあり、また常に探していたので、dmに寄る。ここは入口だけバーがあった気もする。無かったかもしれないが。
なんとお目当ての、家族から土産として頼まれていて、日本では売ってないらしいニベアの白いハンドクリームらしきものがここにやっとあった。日本の青缶かハンドクリームかよりは固いらしい。オーストラリアで買って以来、欲しかったそうなので良かった。Q10とあり、日焼け止め付きなのか?と思い確認のため写真を撮り、送る。返事が来なかったのでここでは買わなかったような気がする。
<(10/19 すべてのやる気がない)
国立図書館へ向かう。
旅行記(25)でお昼ご飯にいくため東から北へ曲がったヨハネスガッセとSeilerstätteの交差点で、南から西へ曲がった。
Haus der Musikは工事しているようだった。
Albertina、宮殿を美術館としているもの?が、今まで通ってきた建物の部屋密度や大きさと比べて大きすぎた。この辺りですでに疲弊した。
なお「地球の歩き方」曰くアルベルティ―ナの所蔵作品のひとつがアルブレヒト・デューラーの「野うさぎ(Feldhase)」らしい。茅田砂胡さんの「天使たちの課外活動4 アンヌの野兎」という小説があるが、絵画・野兎と言う点で共通しているので、ここから着想を得たのだろうかなどとやや気になる。
アルベルティーナを見た我々は、本来その後アルベルティ―ナの北側に沿って行けば図書館に着いたのに、筆者の適当なGoogleマップを見ながらの案内により南側へ入り込んでしまった。
広い公園(Burggarten)に出た。無料で入れるがデカすぎる。日本だったら有料だろうなと思った。
たぶんラテン語
そのまま突き進むと何やら右手が巨大な温室であるということが分かってきた。
入口の上に大きな蝶の絵があり、文字を翻訳するまでもなく蝶などが居る温室であると考えた。Schmetterlinghausという名前である。(蝶の館というそのまま)半分はカフェとして使われているらしい。
友人は蝶が苦手らしく、入り口の蝶から距離を保ちつつその前を通過していた。
<(10/20)
温室の裏あたりが図書館。建物の裏口があったら便利だったが、入れなかった。写真の扉からとりあえず行けないか試してみる(戻るという選択肢をしてもいいのにそうしない人々(笑))
地図があった。色々な建物の下を通り、図書館の左手のトンネルをくぐって図書館の前に出た記憶がある。
オーストリア国立図書館、着いた~!
入り口の上の文章も一応写真を撮った。
受付が、これまで見てきた建物の受付と比べると混んでいた。10グループくらいが常時並んでいた。並んでいる途中に横に置いてあったパンフレットなどを読んでいたところ、列がわりと早く進んだ。クレジットカードや国際学生証を事前に出しておくべきだったと悔やんだ。筆者は時間をかけてしまった。
階段を上がったところに部屋があり、部屋の入口の人が丁寧に日本語のパンフレットありますよ、と日本語で教えてくれた。旅行先で自分の使っている言語を、旅行先の人、特に働いている人に話された時の、適切な対応が分からない。戸惑う。筆者自身は旅行先で使うための外国語を学んできたんだよなあ、などと思う。先述の対応についてあまり考えたことがなかった。
図書館は、貴重な書籍の本棚に、包まれている感じがした。来て良かったなと思った。
<(10/22 今シーズン初ヒートテック)
上の写真のように、天井までの間にキャットウォークがある。その上を2階だとすると、1階部分の本棚の上の本をとるには大きな階段状梯子、2階へ上がるには螺旋階段を使うようだ。
そういえば大学の図書館に螺旋階段が一つある。関連はなさそうだし、今後あまり行く機会は無さそうだが、今度もしその階段を通ることがあったら、ウィーンの図書館を思い出して通ってみたい。
本棚の上にローマ数字が書いてあり、実用的な図書館だったのだなと思った。今はおそらくすべての図書がオンラインで閲覧可能である。
彫像や、ホールに4つもある地球儀なども見て、歴史を感じていた。
床。
中心に向かってだったり、本棚の下(部屋の隅)だったりといった場所では、床の赤と白のタイルの組み合わせが少し変わる。キャットウォークの裏側の天井の綺麗さも含め、装飾に空白が無い。
什器も昔からのものなのかな~と思い写真を撮るなどした。ガラス面への高さは1mくらいだったような気がする。(筆者がのぞき込むことが可能な高さ)
ホールの天井画も一応、置いておく。いかにも3階部分のキャットウォークがあるように見える。ホールの中央には何かの彫像があり、それを背景に、自分と彫像の写真を同行者に撮らせるというのが流行っていた。そのためホールの天井画(もしかしてドームの下の絵に天井画は適さないのだろうか)をじっくり見るべくしばらく突っ立っていたかったが、不審者になりかねなかったので、やめた。流行りにのって友人を撮り、端にあった比較的浴びる視線が少なそうな地球儀らしきものを撮った。
地球儀(?)直径1mくらいの台座つき球体のみなさん。
30分程度の滞在だった。
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