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オールナイトニッポン55周年記念公演『あの夜を覚えてる』 感想

とりあえず、#ネタバレ なしの感想をひとことで言うと、「いやー、リアタイで見ることができて、良かった」です。

ということで、オールナイトニッポンの55周年記念の生配信舞台公演、『あの夜を覚えてる』を見ましたので、その感想です。

ちなみに公式サイトはこちら。

では、以下は #ネタバレ するかもしれないので、改行しておきます。

あ、改行がてら書いておくと、配信はちゃんと推奨環境で見ることを強くおすすめします。

実は「大画面でみたいなぁ」と思って、テレビに繋いであるFire TV Stick 4K MaxのWebブラウザで見ていたんですよ。過去、他のライブ配信とかも見ていたので問題ないだろうと。実際、しばらく問題なかったのですが、ちょいちょい止まりました。

チャット機能があり、盛り上がっていると子男で止まったので、もしかしたらFire TV Stick 4K Maxでも処理能力が足りなかったのかもしれない。パソコンの方に切り替えてからはずっとスムーズだったので。やっぱり推奨環境で見るべきだなと。

では、改めて、感想です。


生の舞台のライブ配信

この作品はニッポン放送の社屋を使っているので、普通の舞台作品のように、劇場とかでやるものをイメージするとちょっと違うから、「あれ?」って思うかもしれません。でも、ギリギリ両手10回ぐらいしか舞台を見ていない俺でも「あ、確かに舞台の演目の構成だ」って、思いました。

だいたい、2時間ぐらいという話だったのですが、最初の1時間ちょっとしたあたりで、舞台の演目らしく一区切りあるんです。

それを見た時に、「あー、舞台っぽいなぁ」って思ったんですよ。連続ドラマとかで、各話の最後とはまたちょっと違うんですよね。

うまく言語化できていませんが、「起承転結」の転で一旦終わる感じかなぁ。「ええ!?話が大きく動いたのに、ここで終わるの?」という感じです。

そこで舞台と同じように、幕間(まくあい)があって、トータルとしては起承転結の結が始まるのですが、この結の中で、もう一度、起承転結が行われる感じかなぁ。

ただ、映像でみているから、カット割りとかがあるんです。そうすると、「あれ?そうか、これは録画ではなく今、まさにやっているものなんだよな」と時々認識し直す必要がある。

それくらい「生配信なの?録画なの?」っていうのが分からないような感覚があった。なので、それをリアルタイムで見ることができたのは嬉しかった。

小ネタ満載

速報レポートは、すでにオリコンさんに上がっているので、ちゃんとしたものはそちらをみたり、他の感想を読んでください。

で、ここでも書かれていますが、ほんと小ネタ満載です。自分は、ヘビーリスナーではないですが、それでもオールナイトニッポンの関連の人たちが、いわゆるカメオ出演的に出ていたり、声、楽曲といった形で出ているのがとても楽しかった。

小ネタは、先に書いた幕間ですらあります。この幕間が映像作品なのですが、Creepy NutsのDJ松永さんと、三四郎の小宮さんがでてきます。

その中身は、舞台前半を受けての内容になっています。さらに言えば、お二人とオールナイトニッポンの関連するネタが話の中に含まれているし。ほんと、見ていて楽しかった。

あと、主題歌が「Creepy Nuts×Ayase×幾田りら」というのも良いですよね。単純にこのコラボってだけで盛り上がりますから。


虚構と現実

で、この主題歌「ばかまじめ」は当然この舞台のメインのストーリーに関わってくる内容です。それは、茶化されるものではなく、ほんと不器用というかうまく行かないこともあるかもしれないし、うまくやっている他の人を見て、羨ましく思うこともある。確かに「効率よくやっていく」ということも悪いことじゃないし、そこから学べることもある。

でも、熱意をもって、まじめに取り組むことが根幹になければならないという感じですかね。

そこを間違っていなければ、出来上がったコンテンツの虚構と現実の違いなんて、受け取り側には実はそんなに関係ないっていうことなんだと思います。そのコンテンツに感動したのは同じなので。

その虚構と現実というのは、先に書いたとおり、「あれ?これは生配信だよね?今、実際にリアルタイムで演技されているんだよね?」というのとリンクするのでそれが「とんでもないものを見たなぁ」という感覚になります。

2回公演の意味

見終えて、アーカイブ配信も始まったので、見直そうとは思っているのですが、すごく気になっていることがあります。

それは、この公演が昨日3月20日と、来週日曜日3月27日の2回公演ということ。そして、それぞれ別チケットなんです。いや、そこまで悪徳商法をしているとは思っていないのですが、なんで2回公演なんだろうか?と。


流石に1週間しか間がないから、大幅な違いってのは無いと思う。また、リアルタイムで見ている人が、チャット機能とは別にメッセージを送ることができるのです。だから、2回公演することで、そういう違いが生まれるのを楽しむということなのかもしれない。ただ、そのメッセージ機能が、作品の中に反映されているらしいと書いてしまうよね。もしかしたら、ここでも虚構と現実に関係しそうだからというのもあります。


それはともかく、ただでさえ、ニッポン放送の社屋を使って配信をしているのに、わざわざそれを2回もやる必要があるのか?と。そうなると、2回目、なんかあるんじゃないのか?と思ってしまっている自分がいます。

あーー、どうしようかなぁ。というモヤモヤで感想は締めたいと思います。数日あるので、検討します。とりあえず、関連本とTシャツは買いました。


ラジオ好きの人は、まだ全然間に合うので、ぜひ見てください。

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