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Kindleで繰り返し読んでしまう作品 その2 天地明察

前回のゆるキャン△の記事から、すこし時間が開いてしまった。

ということで、第2弾。天地明察です。

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これは、原作がありますね。冲方丁さんの小説です。あと、V6の岡田准一さんで映画にもなりました。原作も読んだし、映画も見ました。映画は、どうしても話を省略しているから、やっぱり原作かこのコミカライズの漫画版がオススメですね。

マンガは、槇えびしさんという方が作画されています。江戸時代前期の囲碁棋士で天文暦学者の安井算哲(渋川春海)の生涯という史実があり、その小説が原作というなかで、作画をするって結構たいへんだろうと思うんですよね。でも、絵がすごくキレイで、キャラクターに特徴もあって。すごく読みやすかった。あと、原作の冲方丁さんもあとがきのところで書いているけど、ヒロインの「こと」さんや「えん」さんがすごく可愛く、キレイなんだよね。単純にそれも読んでいて楽しい。

ちなみに、コレきっかけで槇えびしさんが描かれた、真田幸村の話、朱黒の仁も買った。最近、新しい作品も出たのか。

小説、マンガのどっちが先に読んだかそういえば覚えていないな。タイトルは知っていたから、小説を最初に読んだのかな。で、マンガあるのを知って、読んでみてハマった感じですね。今見ると、2011年~2015年にかけて刊行されているけど、最後の方はリアルタイムで買っているな。

主人公である、渋川春海が、置かれた立場と、自分のやりたいことをいろいろ苦悩しながら突き進め、周りに助けられるという話は、現代でも読んでいると、いろいろ感じることがある。例えば、何度か読み返すと、建部昌明、伊藤重孝といった、人生の先輩との話とかは、主人公側ではなく、年をとって、若手に教わることを楽しく受け入れる。という方に、自分もそうあらねばと思ったりしました。

全9巻なので、量も多くないので、ぜひ。


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