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Notionで持っている洋服を管理する(クローゼット)

こんにちは。ヨシです。

私は自分が所持しているモノを可能な限りNotionで管理するようにしています。
洋服や家電、ガジェットなどいろいろなものをジャンル別に分けて管理しているのですが、今回はモノが増えやすい代表例として洋服の管理方法(クローゼット)についてご紹介させていただきます。

モノが多ければ幸せというわけではない

私はモノをなるべく減らしながら自分の好きなモノに囲まれながら快適かつシンプルな暮らしをする、いわるゆ「シンプリスト」の考え方を取り入れて生活しています。

最近はUNIQLOやZARAをはじめとしたファストファッションブランドの台頭によって、安価で高品質な洋服が買えるようになりました。これは洋服以外も同じで100円ショップでも同じようなことが起きています。
品質もここ数年で段違いに良くなったため、すぐに使えなくなるということもなくなり、去年までは着ていたけど今年は着なくなった、という洋服も多いのではないでしょうか。

私自身も「シンプリスト」の考えを採用するまでは、月に2万円ほど洋服代に当てており、クローゼットがいつもパンパンで収まりきらないものがあるような状態でした。
洋服に限らずですが、買い物ってテンションが上がりますよね。少し先の未来の自分にワクワクしたり、満たされた感覚になります。しかし、「シンプリスト」の考えを知ったときに、この満足感は一時的なもので、時間が立つと次第に薄れてしまうため、このサイクルに終わりはない、ということに気づきました。
となると、今、私の買い物は「必要だから買う」という観点が抜け落ち、仕事のストレスを発散しているだけ、ということに気づきました。
また、モノが多くなるとそれを保管するための場所(収納部屋や棚、ラックなど)が必要となるため、モノを収納する場所にかかる支出も増えますし、モノをメンテナンスするためのクリーニング代もより増えることになります。

そういった気付きから、結果的に経済的にも時間的にも本当の意味で幸せなのか?と疑問に思うようになり、「私はモノの多さと生活の質(幸せ)は必ずしも比例しない」と考えるようになりました。

所持しているモノは可視化したほうが良い

Notionで持っている洋服を管理するようになって、発見した気付きがあります。
それは「自分がどれだけのモノを持っているかを感覚で判断すると、過小評価する傾向が高い」ということです。

私自身、把握しているつもりでしたが、具体的にアウターを何着持っているか?Tシャツは何着持っているか?など、正確な数まで覚え切れていなくて、結果としてモノが増えてしまうということが往々にしてありました。
つまり、モノが増える要因として、今自分がどれくらいモノを持っているのかが認識できていないことが大きいのではないかと考えています。

Notionで洋服の管理をし始めた時、「まだ、こんなに持ってたのか…」と驚きました。

クローゼットDBのプロパティ

本題の服の管理方法について、ご紹介させていただきたいと思います。

これまで紹介してきたダッシュボードやレビューとは違ってテンプレート機能は使わず、DBのプロパティに全ての情報を詰め込んでいます。
以下のキャプチャはクローゼットDBのテーブルビューです。

クローゼットDBのスクリーンショット

レコードを開いた中身は以下のとおりです。

クローゼットDBのレコードのスクリーンショット

私は記録するにあたって、購入時に自分がどういうことを大事にしていたのかを振り返りできることが大事だと考えているので、振り返りに関与しそうな「シーズン」「分類」「お気に入りポイント」「手放した日」「保持期間」の5つに絞って解説させていただきます。

シーズン

購入した商品がいつ発売されたものかを記録する項目です。
シーズンがわかるとその年のテーマであったり、特徴を思い出せたりしますし、シーズンごとにどういう洋服を買っているのか傾向が見えたりするので面白いです。

また、私自身はあまり利用したことがないのですが、メルカリなどで使わなくなった洋服を売る場合でも、その洋服がいつ販売されたものなのかがわかると購入者との認識合わせもしやすくなるのではと思います。(シーズンによって形が微妙に違ったりすることがあるので、私が購入する側に立った場合欲しい情報だなと思っています)

分類

分類は「パンツ」「シャツ」「アウター」などに分類する項目です。
分類ごとに自分がどれだけの洋服を持っているかを可視化することができます。

新しいシャツが欲しくなったときは、DBの分類に「シャツ」でフィルタをかけたシャツの一覧と見比べて、捨てれそうなものがないか、今あるものを捨ててまでほしいか?を考えて、買うかどうかを判断しています。

お気に入りポイント

購入を決めた理由やポイントを言語化して記録する項目です。

購入した洋服の気に入ったポイントなどを言語化しておくことで、自分の購買欲求がどこにあったのかを知ることもできますし、特に意識せずに買おうとしているときは、無駄にモノが増えてしまう兆候に気づけるので個人的におすすめの項目です。

手放した日

洋服を手放した日を記録する項目です。
譲ったり、使えなくなったりして廃棄する場合にも日付を入力します。

保持期間の項目でも記載していますが、この日付を基準に自分がどれくらい使っていたのかの日数を知ることもできます。

保持期間

年月日や表示用といろいろありますが、購入してからどれだけ時間が経過したかを可視化した項目です。
関数を組んで自動的に購入した日から現在までの日数を計算して表示するようにしています。

以下の関数のコピーして、プロパティ部分を編集してもらえれば、利用できるようになっているので、よかったら使ってみてください。
もしこっちの方が関数綺麗にできるよ、みたいなのがあればコメントなどで教えてもらえると喜びます。

if(prop("手放した"), format(dateBetween(prop("手放した日"), prop("購入日"), "years")) + " 年" + "(" + format(dateBetween(prop("手放した日"), prop("購入日"), "days")) + " 日" + ")", format(dateBetween(now(), prop("購入日"), "years")) + " 年" + "( " + format(dateBetween(now(), prop("購入日"), "days")) + " 日" + ")")

クローゼットDBの編集画面

クローゼットDBも直接編集することはなく、編集用のページを作成しています。クローゼットDBをボードビューで、分類ごとにグルーピングさせて表示させています。
画像は公式オンラインショップから引用させていただいています。

クローゼットDBの編集画面のスクリーンショット

分類ごとに分けて画像で見ることで、自分がどれだけの洋服を所持しているかをイメージすることができるので、所持数を確認するのにすごくオススメです。

この一覧を見て、思っていた以上に洋服を持ってるんだな…と自覚することができました。

まとめ

今回は、洋服の管理方法をご紹介させていただきました。
持っているモノの情報を入力するのは少し手間でしたが、一覧で管理できるようになってからは物欲がかなり抑えられました。私はハンガーラックも撤去でき、スペースすっきりし、経済的にも節約になりました。
このクローゼットDBを家電やガジェットに置き換えて管理すれば、洋服以外のモノも管理することができるます。
Notionの活用事例の1つとして参考になれば幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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