【エロプログラミング講座#1】例の保存ランキングの動画を自動で保存する

はじめまして！　万年ニートのドラカスです。

僕は基本的に暇なので、常にエロ動画サイトを漁っています。その中でも特にお気に入りなのがTwitterの動画ランキングです。

あれは24時間おきに更新されるので、それに合わせて僕も24時間おきにサイトへアクセスしています。しかし、現代は何事も効率化の時代です。

そろそろ、自分の性欲解消も効率化する必要があるのではないでしょうか。

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はじめに

話は変わりますが、昨今ではプログラマという職業の注目度が高くなっていますね。
プログラマはまさしく、作業の効率化をするエキスパートなので、これからの時代どんどん需要が上がっていくと考えられているからです。
あとはSNSやnoteに蔓延るキラキラエンジニア（＊）の生活に憧れを持つ人が増えたのも、プログラマへの注目度に影響しているでしょう。

（＊キラキラエンジニア：都会のスタバでMacBookを見せびらかしながら『自分凄いことやってますアピール』する若年のITベンチャー社長若しくはフリーランス。『AI』とか『ビッグデータ』、『ノーコード』や『Web系』などが主な口癖）

しかしですね、プログラミングスキルというのはスクールに行ったり独学で学んだから身につくものではありません。
必ずモチベーションの中に”楽しさ”が含まれていないと、仮にプログラマという職業になれたとしても、苦痛な毎日を送ることになります。

では、プログラミングを学ぶ楽しさとは、どのように見つけるのでしょうか。例えば、ゲームが好きな人であれば、自分で簡単なゲームを１から作ってみたり。例えば自分でWebサイトを作ってみたり・・・。

このように、何か『作りたいもの（目的）』を定め、
それを『プログラミング（手段）』で実現する。
これがプログラミングという作業の真髄です。

はい、この話を聞いて、プログラミングを学びたい皆さんは頭の中で明確な『作りたいもの（目的）』が存在していますか？

かくいう僕も、別にゲームは好きじゃないし、サイトなんか作る意味を見出だせません。画期的なウェブサービスで世界を変えたいとも思いませんし、大規模なOSSのリポジトリにコミットして貢献したいという欲も向上心もありません。

そんな、”特に目的はないけどプログラミングをしたい”という人はどうすれば良いのでしょうか？

答えは簡単です。『エロ』をモチベーションにするのです。

『エロ』というのは、人間の３大欲求の内の１つ、性欲から成るものです。
性欲が存在しない人間など存在しません。
つまり、性欲をモチベーションにプログラミングを学ぶということは、すなわち自分が生きている限り永遠に目的を失うこと無くプログラミングに打ち込めるということなのです。

長くなってしまいましたが、このシリーズは実際にエロで使えるプログラムを作っていくための記事群になります。

題して『エロプログラミング講座』です。

では、Twitterの保存ランキングから動画を自動で保存するプログラムを作っていきましょう。

エロプログラミング講座＃１

今回の使用技術
プログラミング言語：Python 3.10
OS：問わない

１．環境構築

普段、僕が技術系の記事を書くときには、この環境構築に関する手順は一切省きます。なぜかというと、これが一番面倒くさいからです。

直接教えるのであれば、とりあえずコマンドをバッと書いてそれをターミナルで打ち込んでもらうのですが、今回は一番手っ取り早いインストーラーを用いた環境構築を行います。

・Macを使っている方

Python Releases for macOS

このサイトから3.10.9をダウンロードしてインストール。

・Windowsを使っている方

非公式Pythonダウンロードリンク - Python downloads

このサイトで左側の「Python 3.10」を選択。すると3.10.0 ~ 3.10.9までのバージョンが出てくるので、3.10.9をダウンロードして実行。

・Linuxを使っている方
Linuxを使っているのなら自分でなんとか出来ると思います。

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続いてはVSCodeをインストールします。これは実際にPythonのコードを書く上で非常に使い勝手の良いソフトです。

Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure

こちらからダウンロードできるので、インストールしてください。

完了したら起動します。

起動画面

この画面が出てきたら、左側に縦一列で並んでいるアイコンの、上から４番目くらいにあるアイコンをクリックし、拡張機能の画面にします。

正方形4つのアイコン

検索欄に「Japanese」と打ち込むと「Japanese Language Pack」という拡張機能がヒットするのでインストール。

日本語化するための拡張機能

次に検索欄に「Python」と入力し、Python拡張機能をインストールしてください。もしかしたら最初からインストール済みかもしれません。

Pythonの拡張機能

ここまでの段階で、一度VSCodeを再起動してください。

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ではPythonの動作確認を行います。

まずはデスクトップに空のフォルダを作成します。
フォルダの名前は「hello」とでもしておきましょう。

続いてVSCodeを起動します。そして、先程作った「hello」のフォルダをVSCodeの画面にドラッグアンドドロップしてください。するとフォルダの中身が表示されるはずです。このとき、作成者を信頼しますか？　といった確認が出た場合は「はい」を押してください。

さて、ではようやくコードを書いていきます。

左側のエクスプローラーにファイルを新規作成するアイコンがあるので、そちらをクリックします。ファイル名は「hello.py」で作成してください。

作成した「hello.py」をクリックすると、コードを入力する画面が表示されます。

このプログラムを書くところに、以下を入力します。

print('hello')

入力が終えたら「Ctrl + S」または「cmd + S」で上書き保存します。

では最後に、プログラムを実行しましょう。
Macではメニューバー、Windowsだとウィンドウの上にあるバーから「ターミナル」という項目を見つけてください。それをクリックすると、「新しいターミナル」という項目が出てくるので、クリックします。

Windows または Linux

Mac

すると、プログラムを入力する場所の下半分くらいにターミナルのウィンドウが現れます。そこに以下の文字列を入力してください。

python hello.py

上手く行けば、helloと表示されるはずです。

皆さんのターミナルは文字だけでダサいかもしれませんが、動作は問題ないので気にしなくても
大丈夫です。

helloと表示される。

さて、この「print('hello')」というプログラムはどのような意味があるのか。答えは、「皆さんにとって意味はない」となります。

別に黒い画面で「hello」と出力されたからなんだというのです。

このプログラムは記事を書いている僕が、皆さんの環境構築が正しく行われているかを確認するという僕にだけ意味があるものです。

では、ここまで完了している方は次回へ。

２．Pythonの基礎

殆どのプログラミング学習記事や、プログラミングスクールではここから以下のような基本的なことを学びます。
しかし、基本的にプログラミングの基礎というのはつまらないので、簡単な説明に留めます。

・変数

# ○○（変数名、自由に決めて良い） = △△（データ、自由に入れて良い）

x = 10 # xの中身は10（数字）
y = 'hello' # yの中身はhello（文字列）
z = True # zの中身はTrue（真偽値）

print(x) # 結果：10
print(y) # 結果:hello
print(z) # 結果：True

# 四則演算も可能です。
# 足し算
x = 10 + 1 # 結果:11
# 引き算
x = 10 - 7 # 結果:3 
# 掛け算 x ではなく * 
x = 10 * 3 # 結果:30
# 割り算 ÷ ではなく /
x = 10 / 2 # 結果:5
# 剰余(余り) 10 / 3 = 3 余り 1
x = 10 % 3 # 結果:1

# 変数の中に、別の変数の中身を入れることも出来ます。
y = x # yの中身はx
z = y # zの中身はy

print(y) # 結果は何になるでしょう
print(z) # 答えを予想して続きを読んでください

さて、実際に上記のコードをコピーしてVSCodeの「hello.py」に貼り付けて実行してみると結果がわかります。

yの中身はxとなりましたね。xの中身は数字の1だったので、yの中身も数字の1になります。

zの中身はyですが、yの中身は'hello'から数字の1に書き換わっているので、
zの中身も同じく数字の1です。

変数というのはデータを保存する箱のようなものです。感覚で覚えてください。

・データの型

# 整数　と　文字列
x = 10
y = '10'

# '' または　""　で囲んだものは文字列です。数字とは別なので気をつけてください。
# + 記号は同じ型どうしでなければエラーとなります。

x_plus_10 = x + 10 # x(数字) + 10(数字)
print(x_plus_10) # 結果:20

# y_plus_10 = y + 10 # y(文字列) + 10(数字)
# これはエラーになります。試したい場合は # を消して実行してみてください。

y_plus_str10 = y + '10' # y(文字列) + 10(文字列)
print(y_plus_str10) # 結果:1010

print('すずめの' + '戸締まり') # 結果: すずめの戸締まり

# 真偽値
# この世には２つの概念しかありません。「正しい」か「正しくないか」です。
# x = 10　のとき、「xが10と等しい」という命題は正しいでしょうか？ 答えはYesです。
# この「Yes」はTrueと表し、「No」はFalseと表します。

x = 10
x_is_10 = x == 10 
print(x_is_10) # 結果：True

# ややこしいですが、プログラミングにおいて「=」とは変数の中に値を入れる、という意味です。
# x が y　と等しい、という意味の記号は　x == y となり、=　が２つ必要になります。

# 配列
# 世の中は複雑です。１つの事柄に対し、内容が１つしかないとは限りません。人間も同じです。
human = ['Tanaka', 'Suzuki', 'Asakura']

# これは human　という箱の中に、Tanaka、Suzuki、Asakuraの３つの文字列が入っています。
# このとき、Tanaka は human の0番目に格納されています。
print(human[0]) # 結果: Tanaka

# 辞書
# 名前付きの配列　と考えてください。
tanaka = {
        'name' : 'tanaka kazuki',
        'height' : 171,
        'weight' : 63,
        'age': 22,
        'sex' : 'man'
    }
print(tanaka['age']) # 結果:22
print(tanaka['sex']) # 結果:man

・制御構文

# 分岐する if
kurisu_makise = 'dead'
mayuri_shina = 'live'

# もし kurisu_makise が dead と 等しい　場合
if kurisu_makise == 'dead':
    print('β世界線へ向かいます')

# または mayuri_shina が dead と 等しい 場合
elif mayuri_shina == 'dead':
    print('諦めます')

# いずれにも当てはまらない場合
else:
    print('α世界線へ向かいます')


# 繰り返す for
girls = ['Kousaka Honoka', 'Minami Kotori', 'Sonoda Umi']

# girlという変数に target の中身を１つずつ取り出して 繰り返す
for girl in target:
    print(girl)

# 結果
# Kousaka Honoka
# Minami Kotori
# Sonoda Umi

全て感覚で構いません。ここまでのコードをVSCodeに貼り付けて、数字や中身を変えながら遊んで慣れてください。

３．Beautiful Soupをインストール

Pythonの基本構文をどれだけ勉強しても、エロプログラミングは出来ません。世の中にはPythonで使える便利なライブラリを開発してくださっている優秀なエンジニアがいるので、それにあやかります。

ターミナル、もしくはコマンドプロンプトを立ち上げ、以下を入力します。
ちなみに、VSCodeのターミナルから実行するとエラーが出る可能性があるので、ちゃんと上記のソフトから行ったほうが確実だと思います。

pip install BeautifulSoup4

pip install requests

pip install lxml

これらはWebサイトの中身を簡単に扱える形にしてくれるライブラリです。エロプログラミングをする上で必須とも言えるものなので、使えるようになっておきましょう。

インストールが終わったら、さっそくプログラムを書いていきます。

次回へ続く