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今日から使える写真講座 Vol.05

2018年6月から2020年1月まで、福井県の地域誌に寄稿していた写真を撮影する時に誰でもできるワンポイントレッスンを20回分を再構成してアップしていきます。
5回目は開花間近の桜の下で写真を家族で楽しむときに使える光の捉える方法です。

春の桜で記念写真

雪の少ない冬がいつのまにやら終わり、急に花粉の多い季節になってしまいました。涙目、鼻水、なんだかボーッとするなど極力外には行きたくない!そんな方も多いかもしれません。
でも、春といえば桜、お花見の季節です。
お天気の良い日はカメラをもって家族でお出かけをしてみてください。

桜並木で家族の記念写真

そこで今回は、桜並木で家族の記念写真を撮影するときのワンポイントアドバイスです。
お天気の良い日の桜並木をバックに撮影するとき「逆光」という場合ありますよね。

桜自体も明るくて、1面桜が背景ってなると写真自体は暗くなってしまうかもしれません。

この太陽や明るい背景をモデル(被写体)の後ろに持っていく状況が逆光です。

このコラムの第1回目にも逆光で撮影する方法を書きましたが、この光に苦手意識を持たずに撮影することが出来るようになると、「キラキラ」「ふわふわ」の写真が撮影することができるようになります。

この時に大切なのが「露出補正」という機能をつかうということです。詳しい話は、第1回目を読み返してもらいたいのですが、スマホやデジカメ機種によって方法が色々ありますので、説明書で「露出補正」のページやネットで「露出補正」を検索してみてください。

光の方向で印象を操る

さて、逆光がキラキラ、ふわふわというお話しをしましたが、光の差し込む方向によって、写真は印象が変わってきます。
どんな光で撮影するかを考えるだけで、写真がうまくなりますので、色々試してみてください。

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スマホで反逆光の夕日で撮影した写真。
露出補正有り。

家族でおでかけ

色々世間の状況で春のお祭りが無くなったりしているかもしれません。でもお祭りとかイベントでは無くて、ご自宅の周りをカメラ(スマホ)を持ってお散歩してみてください。

その時に春の桜が咲いてたら、桜と家族とで写真を残してみてください。

散歩したこと。
お祭りじゃ無かったこと。
暖冬あけの春だったこと。
春休みが長かったこと。
ちょっと不安もあったこと。
それでも家族みんなで散歩して話したコト。笑ったこと。泣いたこと。ケンカしたこと。そんな色々な事実が家族写真1枚で思い出せる素敵な1枚になります。

その写真を撮るときに光の方向を操ることができたら、ドラマチックな演出ができるかもしれません。


家族写真しよう!については↑こちらのマガジンでも記事を増やしていきます。

最後に

こんな時期だからこそ。人混みをさけて、家族だけのお花見スポット探しも良いかもしれません。たくさんの人と楽しめる時期が来たら、撮影した桜の家族写真をみせながら、来年一緒にみんなで行こう!って誘ってみてください。

写真が繋げる幸せの時間をみんなで共有できたら最高です。

<お店の情報>
福井市内にあるDot.Graphでは女性カメラマンが講師となった写真講座を開催しています。

そして、春休みのお子様に友だち同士での思い出を残すキャンペーンも開催!


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