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ビートルズが存在しない昨日について: 映画 「イエスタデイ」と7月6日のセレンディピティ

ビートルズの曲が一切無い世界なんて、考えられないのよ

ビートルズのコピーをしていた売れないミュージシャンの卵未満の男性が交通事故に合い、ビートルズの存在しないパラレルワールドに目覚めてしまう。

いつ書いたの?こんな素敵な曲?

ぽろりと爪弾く「イェスタディ」に幼馴染でありマネージャーでもあるエリーは涙ぐむ。

世界で初めてLet It Beを聞いた両親やご近所のおじさんらは無反応w

ビートルズの楽曲を自分の曲だと偽って得る名声は、自分が欲しかったものなのか。

「本当に大切なもの」を示唆する演出の数々がとてもニクい、チャーミングな作品でありました。ビートルズファンなら号泣もの。ファンでない人も劇場を後にする頃にはファンになっているに違いない。

この作品は、イギリスにいる間に絶対に見たかったのです。

というのも、7月6日の土曜日に、リバプールへ行っておりました。

駅名の書かれていないリバプール駅。赤い鉄道のサインだけ!

その際、少しだけビートルズ観光もさせて頂いたのです。

ジョン・レノンの生家。オノヨーコが買い取って綺麗にしているらしい。

背景ジョン・レノン~~ バカな平和主義者。ジョン・レノン~~♪

「エレノア・リグビー」のインスピレーションの源となった墓地。リグビー家のお墓が沢山あります。この裏の教会へ近道する為、ジョンもポールもお墓を突っ切っていたらしい。

ストロベリーフィールド (おばちゃんは日替わりのオプションです)

その真向かいの新興住宅地!ストロベリー・フィールド・ビュー!

そして最後に訪れたのが、ジョンとポールが初めて出会ったという聖ピータース教会。共通の友人の紹介で出会ったんだって。

「この日から全てが始まった」というジョンの発言が記載された記念碑。日付にご注目下さいまし。

そう、ここに行った日は、ポールとジョンが出会った日!!!

ひょええええええええ!!!!!たまたまなんだよ、すごくない?!

あまりの偶然に寒イボが立ちました。

そんなこともあって、「もしもビートルズが存在しない世界があったなら」というこの映画は、イギリスで見たかったのです。

そして、見るならここで見たかったの。近所にあるElectric Cinema。

アメリカン80’sを彷彿とさせる外観です。

中はこんな感じ!!!!

前の方はベッド風のカップル席になっていて、横になりながら映画を楽しめます。

一般席は皮のソファ席。レッグレストつき。

開演時間は18時だったのですが、バーで飲み物を買う人が捌けるまで、上映は開始されません♪ 流石イギリス。期待を裏切りません。

ここだからなんだけどね。

ちなみに、大声上映の日もあります。

作中、リバプールの風景も沢山出てきて、色んな思いが循環した1日でありました。

ビートルズがいる世界で良かったなー。

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