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【妄想エッセイ風】 信長様とルートヴィッヒの関係は

ノイシュヴァンシュタイン城を築城したルートヴィッヒ2世(1845~1886年)は、織田信長(1534~1582年)の生まれ変わりなんじゃないか、なんて妄想している。

2人ともクレイジーな程天才で、時代のずっと先を見据え、歩んでいた。好き嫌いがはっきりしており、書に親しみ、芸事を好み、何かに執着すると、とことんまでそれを追求し、パトロンにもなった。

信長のギヤマン好きは、ルートヴィッヒの鏡の間へと進化した。水洗トイレや電話といったルートヴィッヒが実用化したアイディアも、信長も嬉々として飛びつきそう。

部下のへまに対する厳しさも似ているし、ルートヴィッヒが傾倒したワーグナーは、信長も好きそうだし。蘭丸的な子、ルートヴィッヒにもいたみたいだし。

ルートヴィッヒはその人生の大半を、18時に起き、9時に眠る夜型の生活で過ごしたそうだ。夜討ちに対する徹底的な警戒だったのかな、とこじつけ気味に妄想してしまう。

ノイシュヴァンシュタイン城は未完成のままだが、完成している僅かなお部屋の一つがコンサートホールってのも興味深い。

最高級の音響技術と材料を駆使して作られたあの舞台でワーグナーが上演されていたら、どれだけ魂が震えただろう。その音は何処まで響いただろう。

夏休みの写真を眺めていたら、数年前のノイシュヴァンシュタイン城の写真が出てきた。

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帰り際の空。何かが生まれる気配が濃厚。

次はいつ海外に行けるかな。

行くとしたら、どこへ行こう。

妄想は、人間の特権だ。

明日も良い日に。




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