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【食とは】 鎌倉投信 「いい会社」経営者講演オンライン - 亀田製菓さん

「食」は、人を良くする、と書くのです

3月10日に鎌倉投信さんの「いい会社訪問」オンラインに参加しました。今回の会社は、亀田製菓さん。プレゼンターは、副社長のジュネジャ・レカ・ラジュさんです。

この方の経歴にまずはびっくり。名古屋大学大学院生命農学研究科博士課程 → 太陽化学株式会社 → ロート製薬取締役副社長(海外事業、技術担当)兼チーフヘルスオフィサー → 亀田製菓(株)副社長。なんか... すごい。

冒頭の、「食という言葉は、人を良くすると書くのです」が刺さって以降も、ノックアウトワードの連チャンです。

男はどぶろくで気晴らしができる。でも、女子どもには楽しみがない。だから彼らの生活に潤いを

そんな思いの先に生まれたのが、柿の種だったり、おばあちゃんのポタポタ焼だったりするのです。#柿の種はピー派

柿の種のことをお話ししているラジュさんも、なんだかとても楽しそうでした。

小麦アレルギーを持つ人はいても、米にアレルギーを持つ人は少ない。

そんな思いから、お米に対する数々の研究開発を進め、今はお米由来の植物性乳酸菌の研究開発にも着手しているそう。動物性乳酸菌にアレルギーを持っている人には朗報となるはず。

何しろ、お米に対する知見の蓄えは世界有数だし、アレルギー患者、という市場で考えるなら全世界を相手にできる。

更には、

牛肉1kgを作るのに必要な水は15,000L。でも穀物だと、12-24L。

地球環境を考えても、今後プラントベースの代替肉のニーズは高まっていく。その辺りにもすでに着手をしているのです。

さて、今回の講演では尾西食品の話題も出てきました。

災害時、人は食に救われるのです。

講演は、3/11の前日でした。こんなところにも、企業の思いを感じます。

事前に郵送して頂いていた尾西食品のおむすびを、みんなで一緒に作る時間もありました。

ちなみに昨年から我が家でも防災袋に尾西のおむすび、常備してます。体験記はこちら。

担当の方からも、「乾燥剤は外してね」のコメントがありました。絶対これ取り忘れるよねー、体験済みやー!分かるー!ともぞもぞしつつ、お湯で作ったおむすびをむぐむぐしながら、質疑応答タイム。

おむすびで気持ちがふんわりしてきたところで、この日最大のびっくりワードが副社長から飛び出しました。

ベンチマークはTESLAです

「どの会社をベンチマークにしていますか?」に対する答えがこれ。凄くないですか?!

普通なら、同じ業界の会社名を出すと思うのです。

「まだ市場が出来上がっていないところへチャレンジしていく。例えば米由来の乳酸菌や、代替肉。テスラもまだ見ぬ市場へとチャレンジした先に、今の勢いがあった。その姿勢こそ、目指すところである」と。

うわああ... この会社はずっと応援したい。

胸に響いたお答えでした。

思うところ、感じる箇所の多かった1時間半のセミナーでした。

前回、前々回はこちら。ユーグレナさんと...

養命酒製造さん。

いつも、名前は知っているけれどよく知らない、という良い会社ばかりをチョイスしてくださる鎌倉投信さんに感謝です。

尾西食品のおむすびは、防災用だけでなく、登山の時の食事としてもオススメです。お試しあれ!

明日も良い日に。


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