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今更ながらの初プロメア

中島かずきさん脚本の完全オリジナル長編アニメと聞いたら、うかうかとしてはおられません!ええ、おられませんよ!! 

…はずだったのでありますが…

…気づいたらあっという間に公開から3ヶ月が経過しておりました。これはもう、飯田橋とかでしか見られないやんと思っていたら、応”炎”上映やら、雄叫び上映やら、過去の新感線作品とのコラボまで出てきた結果、超ロングランとなったおかげで劇場参戦できました。わーいわーい。しかも、公開直後はYoutube限定公開だったボーナスエピソードの前日譚を大画面で観れるオマケ付き♫

感想:

滅殺開墾ビームって何やねんw

劇場長編アニメで久々爆笑しました。ねえねえ、考えてみて。必殺技が、滅殺開墾ビームよ?!しかもこれ、ビーム当てて壊したものが土になるのよ。移住した他の惑星で、農業を速やかに立ち上げられるよう、ビームで破壊したものが土壌に変換されるのよ?!なんだよその悪者なんだか良い者なんだか分からない開発者魂?!(ちなみに想定されているその惑星は、地球から4光年離れた場所にあるんだそうです。三体人か?!三体人が待ってるあそこか?!)

他にも、

絶対零度宇宙熱死砲

なるものもありましてね。ねえこれ熱いの?冷たいの?ねえねえどっち?!ってなるじゃないですか。ウケるわーーー。

ちなみにこのキラーパワーワードを額に青筋立てて叫んでる(多分)のは、堺雅人さん。最高かよ。

他にも松山ケンイチさん、早乙女太一さん、古田新太さん、新谷真弓さん、と新感線の劇団員さん、準劇団員がてんこもりの声優陣でありました。中島かずきさんのセリフを言い慣れているからか、違和感全くありません。

かずきさん脚本は相変わらずケレン味のあるセリフばかり。見得を切るって日本人のDNAに組み込まれているんだな、と改めて感じ入りました。

アニメーションの表現として面白かったのは、ちょっと前のゲームか!みたいなポリゴン仕様の炎やら氷の表現方法。ウケる。太陽光のキラキラとかも、三角形ポリゴンなの。最後だけは、希望の太陽の光が普通のアートな丸いキラキラになっていた。ここからが、現実ってことなのかしら。

ハードSF文脈はかなり雑ではあるけれど、そんなことどうでもいいんです。だって滅殺開墾ビームなんだから。(言いたかっただけ)

このまま年末まで、駆け抜けろー!

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