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発見

今年は暖簾を下ろしません。大掃除は旧正月に合わせてやります。宣言すればきっとやる。未来のわたしの時間を予約。やったかどうかは神のみぞ知る。(ひょー)

とはいえ、少しは時間をとって、2018年を考える。今年の振り返りは今年のうちに。

あれやこれや、初試みが多くあった年でした。ありったけの思いを乗せて雄叫びを上げつつ匍匐前進、という荒業に晒された1月に始まり、断食道場なんかも行きました。

その中で、夏に一つ、びっくりすることもあったのです。

グラストンベリーに旅行中、同じ人(女性)と何度も会う、という出来事がありました。小さな町ですし、見所も限られているので、観光名所で出会う分には、趣味が同じなのね、で済んだのです。その方はドイツからいらした方で、タロットを読む方でした。郊外の丘で出会った時(その日二回目の遭遇)、「せっかくだから、一枚ひいたら?」と言われたので、はあい、と素直に一枚引いたら、なんとドイツ語!おーーー、これはワカラナイ、と笑っていたら、意味を教えてくれました。単語が三つ書かれていたのですが、その時は結局discoverという単語しか覚えられず、あっさりバイバイしたのです。

レストランがまだ開いていない中途半端な時間でしたが、どこかで休憩したかったので、パブに入りました。きっと同じ思いの人が多かったのでしょう、意外と混んでいたので、相席になりました。相席させて頂いた男性と、やれ今日どこへ行った、だの、やれどこから来たの、だのと普通に会話をしていたら、その方はどうやら、このパブで待ち合わせをしていることが分かりました。待ち合わせのお相手はまだ観光中で、彼は疲れたので別行動をしているとのこと。

そうなんだね〜、なんて話をしていたら… もうお分かりですね。その男性の待ち合わせのお相手は、その日何度も繰り返しお会いしていた方でした。

男性もそんなこと分かるわけがありませんので、みんなでびっくりどっきり大笑い。じゃ、せっかくだから、もう一枚タロットを引いたら?と言われて引いたら… 先ほどと同じカードの英語版でした。ことここにいたると、もう絶句です。

もしかして、同じカードの言語違いしか無いんじゃないの?!と失礼承知で全て見させて頂いたのですが、当然全てが違いました。

ドイツ語だとこいつ本気にしねーなー、と思った神様が、再度同じカードを引かせたのでしょう。

カードに書かれていたのは、discover, unfold, flourishでした。

発見、開花、繁茂という花にちなんだ言葉とも読めるし、

発見、展開、繁盛、というビジネス的にも読めます。

折に触れ、カードを見直しています。

発見するにも、発見されるにも、まず、体が開いていないといけない。そうしなければ、何も入ってこれない。そうして入ってきたものは丁寧に丁寧に取り扱い、解いてみたり、お水をやったりして、育んでいきたい。

今年始まった旅路がどこまで続くのかはまだ分かりませんが、これからの大事な一歩だったことは間違いない。

今年も残すところあと30時間弱。もう少し踏ん張ってから、実家に顔を出しに行こう。

その前にトイレ掃除は済ませておこう…

ゆるいんだかタイトなんだかの大晦日イブでありました。


言葉は言霊!あなたのサポートのおかげで、明日もコトバを紡いでいけます!明日も良い日に。どうぞよしなに。