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秘湯は北海道にあり

北海道には、びっくりの秘湯が沢山ある。あまりにもワイルド過ぎて、写真を撮る機会が限られている。何しろいろんな意味でどーーーんとしているため、先客がいれば写真は撮れない。

そんな秘湯のうちでも、一番記憶の残っているのが、こちら。

はい、どーーーーんw

かんの温泉から少し下ったところにある、ほったらかしの秘湯。名前... あるのかなあ。キャンプ場の奥の谷を下りたところにあり、夏から早秋までしか開いていない。そりゃそうだ。写真中央ちょっと左よりに、ぽっかりと湯が沸いているのが見えるだろうか。左はじが、かろうじての脱衣場... ってか... 田舎のバス停(カーテン付き)?笑

熱すぎないお湯が最高。川のせせらぎを聞きながら、頭上の紅葉を楽しめる。いやまじ最高。

人が少ない早朝を狙っていったのだが、誰も現れなかったので、そのまま日が昇るまで浸かっていた。谷あいなので、次の人が現れるのは、途中から見える。見えたら、バス停でそそくさと着替える... んだと思う。シーズン終わりだったからか、ラッキーだったのか、次の方が来なかったので、のんびり浸かり、のんびり着替えた。水辺好きにとって、川と温泉の組み合わせは、至福だった。

かんの温泉のお宿の温泉も最高。癒し担当のシカのナウシカちゃんがお宿でお出迎えしてくれる。色んな泉質のお風呂があるので、1週間くらい湯治で訪れてみたい。ネットもほぼ繋がらないので、デジタルデトックスにも向いている。

また、別の大好きスポットに、屈斜路湖がある。そこには、行きやすいけどそこそこハードルが高いワイルド温泉と、ちょっと行きにくくてかなりハードルが高いウルトラワイルド温泉がある。

行きやすいけどワイルドな温泉がこちら。屈斜路湖を臨んでいる。ああ、素敵。ただ... わかりますよね。ここもオープンワイルドですw

ついたてとかないです。しかも、かんの温泉と違い、こちらは画面手前の10メートルくらい先には、駐車場がありますwww

地元のじっちゃやばっちゃも立ち寄るのよね。あと、キャンパー。同じく、バス停のごとき脱衣場があるだけの混浴温泉。ただここについては、私が先に入っていると、男性が遠慮してくれた。遠くからでも見えるもんねえ...

この場所から徒歩10分くらいの和琴半島には、さらにワイルドな温泉がある。ちょっとしか離れていないのに、泉質が違うその温泉は、一応小屋みたいなものがある... 遭難小屋と言ったほうが近い気がするような小屋だけれど!

調べてみたら、公衆温泉だったらしい。避難小屋よばわりしてゴメン。泉質同じって書いてあるけれど、違う感じがした。気のせいかしらね。ま、いいや。

他にも、海辺のほったらかし温泉に台風で昆布(利尻?羅臼?!)が流れ込み、お出汁なお湯と化していたところもあった。

お湯の中の昆布が見えにくいなあ... 道路っぱただったので、足湯の勇気しか出せなかったのが、今更ながらに悔やまれる。

海も川も湖も全てが美しい北海道。今年もまた行けますようにー!



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