フェードアウトしていく人間関係。

昨日できたルールは、
満月近くに母とは
会うのはやめておこうと
決めた事。

不安定な感情、言葉、
それをぶつけられるのは、
もういいや。

人間関係は私の課題だなと
以前から思っている。

今はほぼ付き合いはなくて、
それが快適すぎる！！

良い面の自分ばかり押し出しすぎて
人間関係の比重が重くなって、
限界がきてしまう。
そんな繰り返しだった。

本当の自分で付き合うって難しい。
人と関わるとどうしても
外側が優先で、自分の事は、
後回しにしてしまう。

良い人と思われたい、
頼られたい、
心地いい空気を保ちたい。
それが優先だった。

母との関係は、説明が難しい。
母も人間で完璧じゃない、
神様じゃない、
そんなことはわかっているけど、

もう少し優しくしてほしかった。
もう少し頼りたかった。
もう少し自立して欲しかった。
そんな気持ち。

家族だから、母親だから、
複雑に考えてしまって、
私が助けなきゃ、導かなきゃ
そんな気持ちで長い月日を
過ごしていた。

そして、気づいたことは、
たぶん、
どんなに状況が整っても、
整わなくても、

その人の、
心の持ちようなんだということ。

同じような状況でも、
満たされていると感じる人、
まだまだ足りないと感じる人、
様々だと思う。

私がいくら満たしてあげたいと
思っても、
足りない、足りない、足りないの
心持の人は、いつまでたっても
満たされることがないんだという事。

他人で、周りの状況で
自分を満たそうという
スタンスでいると
いつまでたっても満たされない。

自分の心で感じる豊かさ。
安心感。
それは、
自分でしか与えることができない。

私も同じだったから、
それが分かった時に、
すごく楽になった。

それまでは、誰かに、何かに
寂しさを埋めて欲しかったし、
楽しさや安心感を与えて欲しかった。
でも、それは、どんなに人を変えても、
状況を変えても、
叶えられることはなくて、

何でだろう？
何でだろう？

外に探しにいくもんじゃない、
自分の内側にあるもの、
それにやっと気づいた。

母にもそれを知って欲しかったから、
色々シェアしてきた。

でも、気づきも、
きっと外から来るもんじゃなくて、
自分の中で心底
腑に落ちた瞬間、
それまで見聞きしたものが繋がって
答えとなるのかな。

同じことが起こっても、
人によって見る側面が違うように、
同じことを聞いても、
閉じた心じゃ取り入れることはできない、

他人が一時心を満たしたり、
癒したりすることはできても、

本当の癒しは本人の感覚や、
踏み出す勇気、
状況を認めることなんだと思う。

今の状況をこんなんじゃないって
いつまでも目をそらせていたら、
何も変わらないループが続く。

他人が促して起きた変化は、
永遠にアドバイスが必要になるし、
自分の自信にはならない
やっぱり本人の気持ちなんだと思う。

またあの人に聞けばいい。
あの人がどうにかしてくれる
と、その人への依存に繋がる。

本当に腑に落ちてそう思ってから、
母との付き合い方を変えた。
私が手助けをすることで、
母の変化を妨げているような気がしたし、
何より、いつも息苦しかった。

毎日電話して、
毎週会いに行って、
ヒステリックな言葉や雰囲気を浴びて、

関係の変化を提案した時も、
ものすごい言葉を投げられた。

たぶん、母の中では、
唯一自分を解放できるのが私で、
その変化は一大事どころか
全てが揺らぐことなんだろう。

重い波動、
変わらないという意思。
いつまでも続く執着。

それを一つ一つ、
少しずつ距離を離していった。

今は、月に一度会う。
電話も月に一度。
すごく楽になった。
自分を保てるようになった。

『あーあ、あーあ、人生って‥‥』
会ってすぐに、
そんなテンションで、でも、
『どうしたの？大丈夫？』って
もう私は言わない。

可哀そうなフリ、無力なフリ、
踏み出すことの怖さより
現状を嘆くことを選んでいる。
それは本人の選択だ。

親でも家族でも、
私、と私じゃない人。
その目線が私には大切。

本人の選択、
本人の言葉、

『どうしたらいい？』とか
相談があれば、
私は親身になって
一緒に考える。

でも、いつも、雰囲気で伝えてくる
ここまですればわかるでしょ？
どうにかして？丸投げ方式…

その状況を汲んでも汲んでも
終わりがない。
促す事は止めた。

やっぱり、
本人じゃなきゃわからない
どうしたいのか？
どうなりたいのか？
何がしたいのか？
何が不安なのか？

そこがわかってから、
『一緒に考えて欲しい』が
私が思う順番。

だから、私が思うように
付き合っていく。

フェードアウトしていく
人間関係。
境界線がきちんとあって、
自分が守られる人間関係。

私は私のために生きて行く。
自分の気持ちをいつも見つめる
感じる。

そして、
感じたものを捻じ曲げてまで
人と付き合う必要はない、
わたしはわたし
これからも。