2018年間ベストお漏らし等リストとピックアップ
2018年間ベストの最後のまとめ、聞き漏らしや他の方のベスト見ていいなと思ったもののSpotifyプレイリストです。自分の年間ベストは昨年内に発表済みのため手は加えず。下にリンクを貼っておきますので、よかったら後で覗いていってください。
四半期別にベストトラックを取り纏め、プレイリスト作っておりました。今回はそちらに入っていない曲をピックアップしています。
では、リストの中からいくつかチョイス。なお、リストはランクではなく聞いた順です。システマ・ソラールの新曲があったけど、いい加減アルバム出してくれんかなあ。
代代代「むだい」
ライブ映えしそうなアガる1曲目の次は禍々しいインダストリアルロック、続いてがマッドカプセルなんかを彷彿させるデジロック、デスボイスハードコアなどと自由自在だが、サビのキメ方はアイドルのそれ。振れ幅大きくて面白い存在と思います。
長谷川白紙「草木萌動」
ジャケでちょっと距離置こうと思ってしまったし、取り敢えずで一曲聞いてみてもピンと来ませんでした。で、ちゃんと聞こうかと向き合ってみたら、変幻自在に情報詰め込んだ躁的打ち込みサウンドがパーンと開放する時のカタルシスが気持ちいい。そして、これがインスト作だったらこうも良いと思えなかったと思う、なんだかんだで歌がフィーチャーされた作品だったんだと感じました。
VICTORY「The Broken Instrument」
Jay-Zが惚れ込んだ女性フォークソウルジャズシンガー。スモーキーな歌声とゴスペルの高揚感、メロディも美しい。逸材ですね。
El Buho「Camino De Flores」
南米フォルクローレ・デジタルクンビアシーンの敏腕プロデューサー作だそうです。雄大な自然と民族音楽、エレクトロニカの融合。豊潤です。
butaji「告白」
SSWの2作目。怒りや哀しみ、嘆き、諦観などなどひっくるめた悟りすら感じそうな境地……。色んな感情入り乱れる実にパーソナルな作品と感じました。その生々しさも美しいのですが、何回も繰り返して聞けない。この中では一番ガツンと打たれました。
Pongo「Baia」
リストに入れ忘れてたので年間の選から漏らしてたけど、この瞬発力はなかなかです。クドゥロっぽさ感じるので南アフリカ方面の方でしょうか。まだシングル、EPしか出てない若手のようなのでこれからのリリースに期待です。
Batuk「Kasi Royalty」
こちらも南アフリカの、彼の地発祥のジャンル「ゴム」のエレクトロユニット。ゴムの音楽的特徴とかよく分かってないが、沸々とした興奮があります。
tiptoe.「thirdShoes.」
若い瑞々しさが眩しく光るアイドルグループ。昨年はアルバムも出てますが、夜がテーマに統一されてるこちらの方が印象に残ったので。3曲目が特にエモい。
ベイビーレイズJAPAN「夜明け Brand New Days -Farewell and beginning」
昨年は中堅どころのアイドルグループの解散が目立った気がしますが、こちらベビレも6年でその歴史に終止符を。前向きなロッキン曲を得意とし、「あまちゃん」の暦の上ではディセンバー歌唱で紅白にも出たし、もっとビッグになると思ってたが道半ばで残念です。元々の人気曲リアレンジがラストシングルになりましたが、どこまでもポジティブなこれを最後にするところに、グループの矜持を見ました。Youtubeに上がっているPVが、解散ライブの映像まで盛り込んでいて泣けます。
揺らぎ「Still Dreaming,Still Deafening」
どこまでも広がっていきそうな音像が浮かぶシューゲバンド。静謐と躍動感兼ね備え、その揺らぎ転ずる時の轟音がゾクッと気持ちいいです。
などなど。2018年も色々聞くことができて出会いもあり、豊かでした。
2018年間ベストプレイリスト。便宜上順位付け50組選出しましたが、シャッフルであれこれ聞いてみてもらえれば。
楽曲紹介や動画リンクを貼った年間ベスト紹介、プラス四半期毎プレイリストのご案内マガジン。合わせてご覧頂ければ幸いです。これでようやく2018年をまとめ終わります。
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