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水を止められたこと、ありますか?その2~修理編~
シャワーの裏の壁から謎のシャー音がし、水を止められた我が家。
さてみずたま、どうなる?どうする?
昨日までのお話はこちら。
美味しいラーメンをいただいて家へ帰ると、早速管理人さんから連絡があった。
そうそう、書き忘れていたけれど、トイレはマンション内に共用のものがあるので水が出ない間はそこをお借りすることにした。
「みずたまさん、なんとか今日の夕方設備会社に来てもらえることになりましたよ!」
と管理人さんは嬉しいお知らせをしてくださった。
ああ、よかった。
と一心地つく。
水道代は?修理代は?
いつ水が出る?
と頭の中を数字が駆け巡るが、今は考えないでおこう・・・
この後数時間、水の出ない生活。
こういう時に限ってあちこち掃除したりして、
あ!手洗えないじゃん!
とか、
お茶でも淹れようと思って飲んだはいいが、
あ!コップ洗えないじゃん!
とかやらかす。
水の出ない生活は本当に不便だ・・・
※
夕方になって、待ちに待った設備会社のおじさんは管理人さんと共にやってきた。
おそらくシャワーの配管が原因だろうということで、
その辺りのお風呂のパネルをおじさんはガコンと外した。
どこからか水が出ているか調べるために、水の元栓を開ける。
すると、ななななんと!!!
その配管の一部から、シャーっと水が出ている。
これが数日間ずっと出ていたのかー。
水道代~!(´;ω;`)ウゥゥ
ちょっぴり床が濡れていたのは、どこからかこの水がしみ出していたらしい。
「なるほど。」
とおじさんは落ち着いた様子で一人うなずいて
「元栓閉めてくださいー!」
と管理人さんに声をかける。
設備会社のおじさんは、大きな大きな黒いがまぐちのようなバッグから
まるで魔法使いのように杖、いや道具を一つ取り出し、配管をガチャガチャいじったかと思うと
「これですね。」
と私に手渡した。
手渡されたソレは、真ん中からパキッと割れた直径2センチほどの黒くてうすい5円玉状のもの。
「パッキンです。」
「パッキン?」
「そう、止水栓のね。」
どうやらシャワーの止水栓のパッキンが劣化して割れ、そこから水が漏れだしたということだった。
「このパッキンを替えないと永久に水が出続けるので、一度止水栓は止めますね。」
「は、はい。ということはまだ水は使えないということでしょうか?」
「いえ、シャワーは使えないけれど、湯舟の方は大丈夫だし、他の場所の水も使えますよ。」
やれ嬉しや!
手が洗える~!歯磨きできる~!トイレに行ける~!
水が出るだけでこんなに嬉しいとは。
「パッキンは在庫があればすぐ直せるのですが・・・今手持ちがないので社に戻って調べてみますね。ご不便おかけします。」
おじさんの魔法のようながま口バッグにも、パッキンは入っていなかったか・・・
しかしこんな小さなパッキンが私を脅かしていたとは!
にくにくし、パッキン!
いやしかし今は水が出るというだけで幸せだ。
シャワーの一つや二つ(一つしかないけど)、心配ないさー!(急に大西ライオン(笑))
おじさんの謙虚さに、逆に無理を言って今日来ていただいたことに私の方が申し訳なくなってしまい、
「水が出るだけでありがたいことです。原因もわかりましたし。ありがとうございます。」
と言って頭を下げた。
※
おじさんが帰ると既に時間は午後6時半だった。
なんだかどっと疲れてしまった。
お風呂、どうしよう?
シャワーは使えないけれど、湯舟にお湯をわかすことはできる。
でも・・・
「こんな機会じゃなければ銭湯に行くこともないだろうから
今日は銭湯に行ってみみようよ!」
と子供たちに声をかけると
「うん、行こう、行こう!」
とお嬢からは二つ返事で返ってきた。
普段はいつもと違うルーティーンを嫌がる息子2さんも
「行くかー」
と珍しく行く気になっているようだ。
私たちはそれぞれにタオルやお気に入りのシャンプー、着替えなどのお風呂セットをかばんにつめこんで、梅雨時の湿気混じりの風が吹く夜の街に繰り出した。
※
本当に長くなってしまいました。
まさかの三部作になりそうー💦
まだ銭湯につかない(笑)
つづく、ハズ😅
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