「自己紹介考 壱」 ぽっちゃりゲイのゴキゲンな妄想
皆さん、いまさらながら初めまして。ドスコイでございます。
僕は、妄想が趣味の20代、ぽっちゃりしたゲイでございます。
日頃、書き溜めている妄想を供養しようとnoteに投稿、という魂胆でございます。
20代前半、ぽっちゃりゲイのゴキゲンな妄想を、ネット社会にちぎっては投げちぎっては投げ……
本日も……
とまあ、簡単な自己紹介と定番の挨拶をしてみたわけでございますが、今回はこの「自己紹介」について少し妄想を進めていきたいと思います。
相も変わらずワタクシこと僕の記事は全部、すべて、100%、完全に、余すところなく、疑いの余地なく、頭の先から足の爪の先まで妄想ですので、実在の人物、団体、思想、性別に一切関係ございませんので、悪しからず。ただ、そりゃモデルはいますよ。
自己紹介の場面
まず、自己紹介の場面について考えてみましょう。
自己紹介が必要とされる場面、求められる場面をなるべく上げてみます。
①学校、会社に入ったとき
②部活、サークル、チーム、派閥、宗教団体、政治団体、自己啓発セミナーなどのある一定の団体に所属することになったとき
③お見合い、合コン
④バーなどで初めて会う人と話すとき
⑤バーなどで何度かあったことがあるにも関わらず、忘れられているとき
⑥様々な理由で親しい人に忘れられてしまったとき ※認知症の祖母に忘れられた時の「あんたの孫だよ、ばーちゃん」などがこれにあたる
⑦妻が妊娠したとき ※「こんにちは~、パパでちゅよ~」などがこれにあたる
⑧子供が生まれたとき ※「こんにちは~、パパでちゅよ~」などがこれにあたる
⑨インターネットなどで発信をするとき
このように上げてみて、僕は自己紹介の場面の多様性に驚きました。
特に、自己紹介は初めての人に対しての物だけではないということです。
上にあげたシチュエーションを例に見てみましょう。
①~④ 典型的な自己紹介
①~④は典型的な自己紹介の例ではないでしょうか。
初めて出会う人に対して自分を紹介する場面です。その状況にいることの説明を必要とされることが特徴でしょうか。
学校では、どんなことに興味がありこの学校に入ったか。会社ではどんな仕事がしたくて入ったか。
合コンといった場面では職業や趣味。お見合いでは職業に加え、その職業でどの程度の年収を得ているか、といったかなり踏み込んだ自己紹介が求められる点が興味深いです。
⑤ 一度忘れられた人への自己紹介
⑤は少し悲しい。
決して初めましてではない人に対する、自己紹介が求められます。
「ほら。あの時の! アニメについての話で盛り上がったじゃないですか!」と相手の覚えているポイントを探って、自分を紹介するスキルが求められます。
どれほどあなたが頑張っても、相手が思い出すまでこの苦しい再自己紹介は終わりません。
「ほらー! 僕がビールばっかり飲んでたから、お兄さんが話しかけてくれたんですよ! ビールの話から、食べ物の話、最後に好きなグルメアニメの話で盛り上がったんじゃないですか!」
相手も苦しい。非はこちらにあるのではと思っているのですから。
相手が、さも思い出したかのように「あー!思い出しました!」と言ったときにも、あなたは油断してはいけません。
おおかたの場合嘘だからです。
相手の優しさくる嘘。
初めて会った時の思い出のディテールについて、触れるのは止めましょう。
「あー!思い出しました!」を再自己紹介終了のゴングと受け止めましょう。
話しながら、「あ。この人は前話した人じゃない」と自分が気づくこともあります。
⑥ 親しい人に忘れられたときの自己紹介
⑥はもう数段階、悲しい。
自分がよく知っている人、自分のことをよく知っていた人に対する自己紹介が求められます。
この場合は、例に挙げたように「あんたの孫だよ、ばーちゃん」と、その人との関係性を自己紹介することが多いです。
「おうし座、B型、趣味は登山と手芸、好きな食べ物はくるみゆべし、好きなタイプは須賀健太の、山田太郎だよ」というような自己紹介は無意味に近いです。
⑦、⑧ 赤ちゃんに対する自己紹介
⑦、⑧はまた特殊な場面です。
もともと自分から出た精子がパートナーの卵子と受精したときに、自己紹介の対象となるのですから。
自慰行為の後、自分の精子たちに「パパでちゅよ~」とブツブツ語り掛ける人は少ないでしょう。(いないと断言できないのが恐ろしいところです)
⑦ではあえて女性側の視点は省きました。「私があなたのママよ」と大きな腹部を撫でる女性は想像に難くなく、ドラマなどでもそういったシーンはたびたび目にするのですが、女性はむしろ己の体内の新たな生命に、非常な同一性を見ているような気がしたからです。
自己紹介という行為としてのカウントが曖昧な気がしたのです。
⑧では女性側の視点も含まれます。初めて実際に顔を見、体を抱き、泣き声を聞いたときに出る「私があなたのママよ」は自己紹介という言葉に合うような気がしました。
⑨ ネットでの自己紹介
⑨は物質世界の自己紹介とは異質なものになります。
ハンドルネームや、誇張された自画像、できすぎた(嘘の)プロフィールを自己紹介として用いる人が多いからです。
・・・実は僕もその一人です。僕の本名はドスコイではありません。申し訳ありません。
読んでる皆さんも多くがハンドルネームを使っているでしょう。しかし、それでいいのです。ネット上の自己紹介は、自分の実体を紹介するものではなく、「ネット上の自己」というアイコンを紹介するものだからです。
その自己紹介から相手がどんな想像をしようが、自己紹介によって責められることはありません。経歴詐称などの意識的な粉飾をしたり、相手に不快な思いや損益を与えない限り、ほとんどの自己紹介は許されます。
しかし、僕は改めて正しい自己紹介をしたい!僕のことをみんなに知ってほしいのです。
僕は横浜生まれの17歳の女子高生、オランダ人の母と日本人の父を持つハーフです。ローラさんと長澤まさみさんとアンハサウェイさんの良いとこを集めたみたいな顔を想像していただけば、私の印象を掴んでいただけると思います。
父の仕事の都合で14歳までイギリスにおりました。英語、日本語、フランス語、ドイツ語、中国語(広東語)を話しますが、英語がイギリス訛りなのが少し不満です。話者の多いアメリカ英語を学ぶのが2020年の目標です。趣味はスキー、料理、写真、J-popを聞くことです。洋楽は聞き飽きてしまって・・・
血液型はAB型のRh⁻、今はオックスフォード大学を目指し8月から留学予定です。
日本のアニメにも造詣が深く、一人称が「僕」なのは、日本のポップカルチャーの影響でしょうか。
少し長くなってきてしまったので今日はこの辺で。母がクッキーを焼いて待ってくれていますの。
ま、全部妄想ですけど。
自己紹介の記事、まだまだ続きます。
マガジンにもまとめたいと思います。
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