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「困り眉の機能」 ぽっちゃりゲイのゴキゲンな妄想

皆さん、自粛期間どうお過ごしでしょうか。
僕はもっぱら妄想をしております。
日頃、書き溜めている妄想を供養しようとnoteに投稿、という魂胆でございます。

20代前半、ぽっちゃりゲイのゴキゲンな妄想をネット社会にちぎっては投げちぎっては投げ……  そして今夜も……



大柄なゲイの決め顔の定番に「困り眉」というのがあります。
Twitterやインスタグラム、その他SNSでよく目にします。
ゲイ向け出会い系アプリでもよく見られます。

八の字に眉を下げるこの表情。決め顔として定着しているということは、その表情が魅力的であると、ゲイの多くが感じているということです。

では今日は、底辺ぽっちゃりゲイのワタクシこと僕が「困り眉は何故ゲイを魅了するのか」について妄想していきたいと思います。
以下はすべて妄想で、特定の団体、人物、性別、思想には一切関係ありません。ですが、著者の頭の中にモデルはいます。

ネコ性のアピール説

困り眉は弱々しい印象を与えます。理由は簡単です。
困っているからです。

八の字の眉毛は本能的に「何か不都合なことがあるのかな」「この人は弱い立場に置かれているのかな」という印象を抱かせる効果があります。 (ケンブリッジ大学Joseph sato教授の研究より引用)

それに対して大柄な男性は、威圧的な印象や強い男性性を感じさせることが多々あります。

ではその二つの要素が組み合わさるとどうなるのか。大柄な男性が困り眉を見せることは、普段相手に抱かせる男性性を裏切り、弱々しさ、ひいては健気さのようなものを感じさせうるのではないでしょうか。

このギャップがその人の内面、またゲイ社会的ポジションにおけるネコ性のアピールとなっているのではないかという説です。
困り眉をすることにより、潜在的に「この人は可愛い側面があるのではないか」と相手に考えさせることにより、他のゲイを魅了しようとしているのではないかと考えられます。

これがあまりに直接的なエロティシズム表現ではそうはいきません。
相手に考えさせる(妄想させる)余白が少ないためです。
また、あまりにエロティックな写真、画像は貞操観念の低さを想起させ、近寄りがたい印象を与えかねません。(一部の同種のゲイには逆にモテますが)

これが「困り眉、ネコ性のアピール説」です。


タチのギャップ狙い説

一つ目の説と相反しているかのように聞こえるこの説。
原理は一緒です。
困り眉という弱々しさが生み出すギャップを魅力に変えようというのは「ネコ性のアピール説」と変わりません。

ただ、この「タチのギャップ狙い説」は、より実践的です。
実際にゲイ同士が出会った際にこの効果は表れます。

たとえばTwitterに困り眉画像を上げていた場合。
Twitterを介した出会いのとき、Twitterで見た顔が第一印象となります。(大阪府立花前大学 水木清隆教授の研究より引用)

会う前に何度かその写真を見返すことがあるでしょう。そして実際に会ってみると、SNS上の顔写真を既に見ていた相手は、「以外にこの人、男性的なんだな」と印象付けられます。

日常ではあまり、困り眉をする機会はありませんよね。ですので、自然な会話やコミュニケーションの中で困り眉以外の表情を見せつけることが可能になり、それが男性性のギャップ、つまりタチ性のギャップの起爆剤となりうるのです。

これが「タチ性のギャップ狙い説」です。



今日は簡単にゲイ社会(大柄ゲイ社会)における「困り眉」の効果について、定説とされている二つの説を紹介、解説しました。
困り眉には、ほかにも「大御所ゲイがやってた説」「おでこのしわ誤魔化し説」「単純に可愛い顔説」などの無数の俗説がありますが、皆さんはどの説が正しいとお考えでしょうか。


ま、全部妄想ですけどね。

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