<連載⑤>野ねずみになって青空を見上げる『14ひきのぴくにっく』
ことしおかげさまで40周年をむかえる「14ひきのシリーズ」。
1作ずつご紹介する連載企画、第5回です。
今回は、1986年に刊行された『14ひきのぴくにっく』です。
春の朝。天気がいいので野原に出かけることにした14ひき。
おにぎりとすいとうを用意して、出発です。
野原に出ると、大きな青空!たくさんの花やいきものに出会います。
たんぽぽのはらで食べるお弁当は、格別のおいしさ。
「自然の中に生きるものたちにとっては、春はとてもよい季節。そんな春のよろこびを描きたかった」