宗教原論Part2〜浄土(真)宗とキリスト教〜

note更新2日目。1年継続まであと363日。

キリスト教の雑さとフッ軽

キリスト教ってめっちゃ雑な宗教なんだなと知った今日この頃。
マイナー宗教であったがためにキリストの教えをパウロが勝手に解釈変えたり、
個人救済に行きつき、困った人を助けたりしながら少しずつ勢力を拡大。
ローマ帝国の公式宗教にまでのし上がる。

しかし、啓典である聖書を信者に読ませなかったり(知の独占・既得権)
修道院毎に目指す先が違ったり。。。
異民族は容赦無く殺すところはユダヤ教から引き継ぎ。。。
先進宗教で唯一因果律(自業自得など)を否定し、予定説だったり。

まぁ雑が故に柔軟というか、世の中をうまくすり抜け今では資本主義を作り上げた。
イスラム教はその教義が鉄板すぎて近代の流れについていけなかったようだ。


各宗教に関して簡単にまとめてみた。(細かいことは書いてない)

各宗教のまとめ

各宗教まとめ(簡易)

同じ「愛」という言葉でも仏教とキリスト教では違う。
同様に「禁欲」と書くと日本人は我慢を想像するが、
キリスト教の「禁欲」とは1つのことを突き詰める(そのために他のことを制限)ことらしい。

浄土(真)宗とキリスト教の相似

さて、本編。
本来の仏教は小乗仏教。
厳しい修行を積んで涅槃し、輪廻転生からの解脱を目指す「個人救済」というよりも「自身救済」がスタート。

しかし、こちらも食うに困り、喜捨を求め個人救済化。
それもだんだんとエスカレートして、元来修行が求められる仏教が
「念仏」唱えるだけでいいよ〜となったのが浄土(真)宗

総本山知恩院は徳川家の後押しを受け、東山の国宝伽藍を持ち、御所を見下ろすように鎮座してます。
開祖は法然ですが、浄土宗の根底は最澄由来?の法華経であるようです。

念仏を唱えるだけでいい。(修行なし)
「他力本願」(阿弥陀如来が全て決めます)

それに対してキリスト教
信仰していればいい。(修行無し)
「予定説」(神が全て決めます)

あれ?一緒じゃね。。。

ちなみに日本の宗教の宗派比率は
浄土真宗 48%
浄土宗  19%
曹洞宗  12%
日蓮宗  10%
天台宗   3%
真言宗   3%
臨済宗   1%
らしいです。(文化庁)

圧倒的ではないか「浄土宗&浄土真宗」

やはり楽な方が好まれたのでしょうか。
いわゆる葬式仏教ってやつでしょうかね。


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