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百人一首のイメージ生成画像(41~50)

前半戦終了。
割と早めに自分自身で企画に飽きはしたものの「2024年における日本語による画像生成の現状資料」と割り切ることで、進めていられる。
自分自身のためではなく「いつかどこかで誰かの参考資料となるために」と考えることで、進められることもある。ここから派生した、「自作短歌を描いてもらう」「山頭火の自由律俳句に生成画像をつける」という企画にはノリノリである。ある発想は別の発想に繋がる。何もかもが繋がってる。漂ってる、ただ酔ってる(百人一首とeastern youth「街の底」の歌詞には何も関係ありません)。


41
恋(こひ=こい)すてふわが名はまだき立ちにけり人知れずこそ思ひそめしか

42
ちぎりきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山波越さじとは

43
あひ(い)見ての後の心にくらぶれば昔はものを思はざりけり

44
あふ(おう)ことの絶えてしなくばなかなかに人をも身をも恨みざらまし

45
あは(わ)れとも言ふべき人は思ほえで身のいたづらになりぬべきかな

46
ゆらのとを渡る舟人かぢを絶え行くへも知らぬ恋の道かな

47
八重(やへ=やえ)むぐら茂れるやどの寂しきに人こそ見えね秋は来にけり

48
風(かぜ)をいたみ岩打つ波のおのれのみくだけてものを思ふ頃かな

49
み垣(かき)もり衛士のたく火の夜はもえ昼は消えつつものをこそ思へ

50
きみがため惜(を=お)しからざりし命さへ長くもがなと思ひけるかな

42の格闘家カップル感。44と45は似たような場面なのに、イケメン感と情けない男感の違いが出ている。47好き。49は何か解釈違いをしているが細かいことは気にしない。

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